逆算手帳をつくったコボリジュンコさんの前著『1年後の毎日が変わる! あなたの夢を叶える「100年日記」 』を読みました。
現在、CITTA手帳を使いながら逆算手帳のノウハウも取り入れて生活を向上させるべく取り組んでいるところ。
しかし、なかなかうまく進まないワークがあって困っていました。
コボリさんの『逆算手帳の習慣 ふわふわした夢を現実に変える』を読み、理解はかなり深まったのですが、それでもライフビジョンのところなどは完成には至らないまま・・・
逆算手帳は、知れば知るほどよく考えられた内容構成で、ぜひ使いこなしてわたしも思い通りの生き方ができるようになりたいと願っています。
「コボリさんの考えをもっと知れば、逆算手帳のワークもきっとスムーズに進むはず!」と考え、今回100年日記を読んでみたんです。
この本を出版した頃には逆算手帳もまだなかったし、逆算手帳の中にあるワークも確率していません。
でもだからこそ100年日記を読んで、
- どうしてこのワークが入っているのか
- どういうきっかけでこのワークが生まれたのか
など、逆算手帳の成り立ちを知ることができました。
逆算手帳ユーザーの方や、手帳がお好きな方にはぜひ読んでほしい内容でした。
『100年日記』を読むと、逆算手帳の成り立ちや考え方が知れる!
この『1年後の毎日が変わる! あなたの夢を叶える「100年日記」』を読むと、逆算手帳のワークや内容がどのようにしてできたのかを知ることができます。
ライフビジョンのもとは熊谷正寿さんの夢・人生ピラミッド
たとえば、逆算手帳といえば!ともいえるライフビジョン。
この考え方は、『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』にかかれている夢・人生ピラミッドの考え方がもとになっているようです。
7・8年使ってからアレンジを加え「自分磨きピラミッド」に変え、それがライフビジョンとなりました。
タスクに優先順位をつける考え方はフランクリン・プランナーから
タスクを重要度・緊急度の2つの軸で分けて優先順位を決める考え方は、よく知られています。
コボリさんは、これを自分に合うようにアレンジし、欲求度・必要度の2軸で優先度を決めるオリジナルの優先順位マトリックスをつくりました。
逆算手帳は完全オリジナルじゃない 上手にリアプライしている
2つの例のように、コボリさんはアイディアを自分に合うようにアレンジして使うリアプライがとってもお上手。
今あるものをいろいろなところから書き詰めてきてくっつけただけでは、逆算手帳はこんなに魅力的なものにならなかったはずです。
コボリさんが、「もっと自分に合うようにしたい」と真剣に考えて向き合ってきたから、アイディアが生まれ、アレンジしてよりよいものができたんですね。
まずは周りからたくさん情報を取り入れ、自分で試してみること。
そしてより良くなるようにアレンジしていくこと。
それが大切なんだなぁと感じました。
『100年日記』を書くと夢が叶うのは、書き方を工夫しているから
この本のタイトル、『1年後の毎日が変わる! あなたの夢を叶える「100年日記」』って、ホントか~⁉って思いませんか?
誰もが日記を一度はかいたことがあると思うけど、日記を書いたから夢が叶ったって記憶はないですもんね。
夢を叶えるのに大切なのは日記の書き方と内容。
まず、100年日記というように、何年も続けて書くこと。
そのとき使うのはノートでもPCのエクセルなどどちらでもよいのですが、連用日記にすること。
連用日記とはわたしのしている3年日記などのこと。くわしくはこちらをお読みください▼
そして、夢が叶う日記の書き方のポイントは次の4つ。
- 短く書く
- 名詞ではなく、動詞で書く
- 反省ではなく、学びと教訓を書く
- 「未来の自分」の注意をひきたい部分には★をつけておく
大切なのは、日記を思い出として記憶をとっておくためではなく、日記は未来に活かすために書くという視点をもつこと。
日記という名前でPDCA回すということでした。
毎日PDCA回してたらそれは夢も叶いますよね^^
日記を未来に活かすために書くという視点はなかったので勉強になりました!
毎日をもっと意味のあるものにできるのが日記
この本は、日記の本かと思いきやただの日記本ではありません。
目的をもって毎日を過ごし、振り返りを行う。
学んだことや反省点は確実に次に活かす。
そのための仕組みを学べる本です。
また、逆算手帳を使っている人は、各ページの意味もより詳しく目的を知れるので、ワークに取り組む意味もいっそう深まります。
ぜひみんなで読んで、それぞれの生活をよくするのに役立てたいなぁと思う一冊でした。
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