教員の働き方や仕事量について、最近話題ですね。
わたしは「先生らしくない先生」です。
当たり前に残業することをやめて、自分の時間の確保に努めはじめました。
先生たちに大きな声で「早く帰ろう!」と言いたいです。
なぜ教員は勤務時間が長いのか
最近、ニュース等でも扱われるようになりましたが、教員の勤務時間は長いことで有名です。
実際、今こんなブラックな仕事もなかなかないと思います。
どうしてブラックと言われるほど学校の教員の勤務時間は長いのでしょうか。
学校の先生は『特別な仕事』だと思われている
学校の先生って、なんとなく、特別な仕事に思われているような気がしています。
「先生なんだから」
「先生なのに」
と、よく言われます。
教員も数ある仕事のなかのひとつ。 別に特別じゃないのにな。
教員自身も『教育は特別な仕事』と思いすぎている
さらに、学校の先生たち自身も「自分は教員だ」という意識が必要以上に強すぎる感があります。
確かに、コンプライアンス研修などでは「教育公務員であることを24時間意識して・・・」なんて言われることもあります。
が、わたしたちは教員である前に人間です。
勤務時間も決まっています。
人生すべてを仕事に費やす必要はないんです。
生き方ではなく、職業としての教員
わたしは、学校に勤めています。
職業として、教員を選びました。
教員として生きることを求められてしまう
ただ、実際になってみて分かったのは、とにかく時間がない。終わりがない。休みがない。
だから、自分のもっている時間全部を仕事に使うことで、やっと求められている仕事をこなしている状況。
なりたての頃は、それでもよかったんです。
先生たちみんなそうだから…これが教員の働き方だと思い込む
帰りが遅いけど、周りの先輩の先生達もみんなそうだから…
他の先生たちが全員残業が当たり前・土日も部活が当たり前の働き方をしているのを見て、新規採用者はみんな、「教員になるってこういうことか」と学んでしまいます。
でも、勤務時間も定時もあるし、土日祝日は休日だとされてるのに休めないなんて、おかしいですよね!
くわしくは先生は先生っていう生きものじゃない 学校に住んでる訳じゃない 教員の働き方の話 に書きましたので合わせてお読みください^^
新規採用の頃のわたしの悩みは「とにかく眠い」だった
新採だったころのわたしは、毎日とにかく眠くて眠くて。それが悩みでした。
帰ってきたら、疲れすぎててすぐ寝ちゃう。
ごはん食べてても、お風呂入ってても、明日の授業の教材研究しててもすぐ寝ちゃう。
土日も、部活。
練習試合なんかあると、平日より長い拘束時間。
たまーーーにある休みも、疲れすぎてて遊びに行く気もしない。
寝てたら1日終わっちゃう。
そんな毎日でした。
生活のなかで幸せを感じられる瞬間は、晴れた休みの日にお洗濯を外に干せること。
昼間に家にいられて、お洗濯を外に干せるなんて本当に貴重だった。
最高の贅沢は、ごくたまに映画を観に行くこと!1人でも半日あればできる、日常を忘れられる最高のリフレッシュ法でした。
教員こんな生活はおかしいと気づき、ひとり働き方改革へ
そんな数年間を過ごし、ずーーっとこの生活が続いていくと思うと、こわくなりました。
休みもとれないなんて、何のために働いてるんだろう。
疑問をもつようにもなりました。
新しい趣味ができたとき、その趣味のためには、休みがないと無理でした。
それをきっかけに、何とかその趣味の日だけでも休みを確保しよう!と思ったところから、わたしの働き方改革は始まりました。
詳しくはこちらをどうぞ!
残業160時間から働き方改革|勤務時間を意識したきっかけはアレだった
教員をしながら趣味もプライベートも楽しんでいい!
そんなこんなでわたしは今、教員を仕事として続けつつ、自分のプライベートもめいいっぱい楽しむ生活をしています。
当然土日は休みます。
平日も、必要以上に残業せず、17時には帰ります。
詳しくは残業150時間減!「当たり前に残業」をやめて、変わったことと思うこと をお読みください!
かなり改善はしましたが、さらに自分の生活を充実させたいと思っています。
ただし、仕事の手を抜くのはちがうと思っているので、勤務時間内はやることをしっかり。
教員をしながらも、プライベートも楽しめるよ!趣味も全力でできるよ!というのを、自分自身で証明してみせたいと思っています!
あれこれ試しながら頑張っていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いします☺️