インフルエンザが流行っていますね。
わたしの勤務校でも、インフルエンザの欠席連絡、診断結果のおしらせなど、電話がいつもよりかなり多く鳴っています。
しかも、なんだか感染力が強い感じで、クラスに数人いるといつも以上に体調不良の子がどんどん続いてしまいます😱
みなさんのところは大丈夫でしょうか?
さて、学校は集団生活をする場です。
すると、1日の中で、全員で集まる・座る・静かにするなどという場面が結構出てきます。
例えば、授業の開始時間になってもこどもたちが遊びに夢中で着席していないとき。
はやく着席させて授業を始めないと、こどもたちの学習時間が確保できません。
さぁ、どんな働きかけをしますか?
わたしだったら迷わず、
「〇年〇組全員座るまで10秒前!10!9!」
です。
あとは待つだけ♪
かうどうカウントダウンされると人って急いでしまうんでしょうね!不思議です!
どんなに教室がざわついていても、カウントダウンをはじめると、続きは子どもたちがカウントしてくれます。
クラスの中にどんどん大きな声になるカウントダウンが響きわたります。
どんなに遊びに夢中でも、急いで座らきゃ!と、みんな特急で自分の席に向かいます。
たった10秒で、こどもたちがあっという間に席につけます♪
この間、担任の先生がお休みで、はじめて行った2年生のクラスでもばっちりでした。
座れなそうな子がいるときには2くらいからカウントをゆーっくりにしてあげればいいし、逆にみんなが時間よりもはやく座れそうなときは、早口でカウントするのもおもしろくて、こどもたちが喜びます。
大事なことは、よい気分で、なるべくはやく予定のことに取り掛かれることだと思います。
「どうして時間が守れないの!」と叱っていても、守れなかった時間が戻ってくる訳ではない。
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叱られればこどもの気持ちが萎える。楽しくない。
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萎えた気持ちのままだと脳のパフォーマンスが落ちる。
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せっかく勉強しても記憶に残りにくくなる。学力高まらず。
という悪循環のサイクルとなります。
誰にとってもどこをとってもプラスになりません。
それだったら、その場はまずはやく座らせて、時間を有意義に使う。
もちろん、同じことの繰り返しでは仕方がないので、指導は必要です。
カウントダウンのあとでみんなで時計をみて、
「もう約束の時間から3分すぎてしまいました。次はちゃんと時計を見て動こうね。」
などと声掛けすれば、自分たちで声を掛け合って動けるようになってきます。
もちろんできているときにはきちんと認めてあげてほめます。
同じことを注意するのでも無下に叱りつけるのではなく、次は頑張ろうという気持ちになるような声掛けの仕方をしていきたいと思っています。
こどもなんだから、できないのが当たり前。
なので、できるように教えて、認めてほめる。
何度やってもできないことは、できる方法を考えて工夫をする。
教師が大きな声を出せばできるなんて言うのは最低です。
人を育てるってそういうことの繰り返しかなと最近感じています。
他に、声掛けの工夫などあればぜひ教えていただきたいです😊