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意思が弱い自分を変える3つのコツ|スタンフォード大学の自分を変える教室より

意志が弱い自分を変える3つのコツ スタンフォードの自分を変える教室 ケリーマクゴニガル スタンフォード大学 科学 心理学


誘惑に負けてしまう

依存症だと分かっているのにやめられない

やろうと思っているのに行動に移せない

 

自分の意志の弱さにがっかりしたことがない人はいないでしょう。

 

「どうしていつも、途中であきらめてしまうんだろう」

「今度こそやり遂げるって決めたのに」

そうやって自分を責めてしまう。

 

わたしも典型的な意志の弱い人間です。

 

ただ、目標を達成できない理由が「意志の弱さ」だと感じている人は最も多く、科学と実践から分かった「意志を強くする方法」を学ぶことで改善できます。

 

本記事では、受講者の97%の人生に影響を与え、ベストセラーになった『スタンフォードの自分を変える教室 』から、意思の弱いわたしでも行動できるようになった、意思を強くする3つの方法を紹介します。

 

 

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意志力って何だろう。意志力を強くするメリット

 

意志力とは、「やる力」「やらない力」「望む力」を駆使して、目標を達成させる力のことです。

 

それぞれを簡単に説明すると、

やる力:ToDoをこなしていく力

やらない力:誘惑に負けない力

望む力:目の前の問題を乗り越えた先に待っている大事なモチベーション

のこと。

 

意思力をつかって本能に逆らい、自分をコントロールしなければならないのはなぜでしょう。

それは当然、本能に流されずに自己コントロールをすることでメリットがあるからです。

 

意思力のメリットは数え切れません。

 

少し挙げてみると、

健康的な生活を送ることができる

幸福感を得られる

恋人・結婚相手などパートナーとの関係が良好で長続きする

収入が高くなる

出世しやすい

ストレスや争いごとを乗り切れる

逆境に強くなる

寿命が伸びて長生きできる

学業で成功しやすい

優れたリーダーシップを発揮できる

 などなど。

 

わたしたちがもっている悩みの多くは、意思力を鍛えることで解決できるのでは?

意思の力をじょうずに使わない手はありませんね‼

 

意思を強くする方法1:意思の力は筋肉と同じ 「大事なこと」は、朝にやる

意思の力が一日の中で増えたり減ったりするって知っていましたか?

 

やる気がある時間帯・やる気がなくなりやすい時間帯ってありますよね。

 

『スタンフォードの自分を変える教室 』3章のタイトルは、「疲れていると抵抗できない」。

そう、わたしたちの意思の力は、筋肉と同じだと考えればいいんです。

 

たくさん筋肉を使った後は、乳酸がたまってだるくなったり筋肉痛になったりします。

つかれた筋肉を使って、さらに重たい荷物を運ぶことになったら・・・かなりしんどいですよね。

 

意思力も、筋肉と同じ。

疲れているとき、ストレスを感じているときには、意思が弱くなりがちです。

 

1日の中でやるべきことに優先順位をつけて、大切なことは朝のうちに行うようにしましょう。

 

朝、目覚めてすぐの時間帯は意思力が強いです。

運動や勉強など「これをやりたい!」と思っていることは、できるだけ朝の時間帯で行うように予定を立ててしまいましょう。

 

わたしの場合、瞑想がいいと聞いて習慣化したかったのですが、夜になると疲れてしまって、「瞑想している間にはやく眠りたい」という日が多かったです。

そこで取り組む時間帯を変えて、朝起きて、簡単にストレッチをしたあとに瞑想を行うようにしました。

今のところ順調に続いています!

 

生活の順番をすこし変えるだけだからかんたんだね♪

 

 

 

意思を強くする方法2:未来の自分に期待しない 「明日も同じことの繰り返し」と考える

 

「今度来たらサラダを食べよう」「勉強はあとからやればいいや」「明日こそは運動するから大丈夫」

そうやって、何でも先伸ばしにしがちな人。

 

未来の自分に期待するのはやめましょう。

 

わたしたちは、未来の自分に期待しすぎです。

「あと30分したら、夜になったら、明日になれば、できるはず。」と思っている今の自分に聞いてみてください。

「今の自分ができていないことを、未来の自分はどうしてできるの?」と。

 

残念な話だけど、今できないことは、未来の自分にもできません。

先延ばしにするって結局、未来の自分に押し付けること。

やろうと思っていた未来が来ても、また次々に先送りしてしまいます。

ドキッ‼

 

やることが決まっているのなら、やるのはどうせ自分です。

今の自分が頑張って、未来の自分に楽をさせてあげたほうがよくないですか?^^

 

 

意思を強くする方法2:ドーパミンの引き金を探そう やるべきこと+ドーパミン

LINEの“ピコン”という音が鳴ったとき。スマホのアプリに赤い通知マークがついているとき。ついついスマホに手が伸びて、何より優先して内容を確認したくなります。

 

これは、ドーパミンという神経伝達物質による反応です。

「なにかいいものが手に入りそう!」「いい知らせがきたのかも!」という報酬の予感を感じたときに分泌されます。

 

この反応を上手につかうと、「やらなくちゃいけないけど退屈な作業を終えたらご褒美があるかも」というように、退屈な作業+ドーパミンで、作業を楽しめるようになります。

 

わたしの場合、ごみ捨てが苦手で先送りしがちです。

でも、「ゴミ捨てしたら自作のくじ引きを一回できる」というルールをつくったら、ゴミ捨てがむしろ楽しみになります。

 

くじの内容は、わたしだったらその日つかっていいお菓子代。

100円、300円、大当たりの1000円とか。

0円のくじをひいてしまったって、「あー残念、またがんばろう^^」と、おだやかな気持ちでいられます。

 

これは『スタンフォードの自分を変える教室 』5章にかかれている内容なのですが、ご褒美をかならず用意していなくても、ご褒美がもらえるかもという感覚で意思力が高まるという事実に驚きました。

 

かんたんだし、いい方法ですよね^^

 

意思の弱さに科学で勝とう 意思力は科学で高められる

決めたことを守れない自分にがっかりすることって、結構落ち込みます。

 

自分で決めたことなのに、実行できない自分をこれまで何度も何度も責めてきました。

 

この本を読んで分かったことは、気合とか気持ちでどうにかなる問題ではなかったということ。

そして、わたしだって、正しい方法だったら自分を変えていけること。

 

できない自分を責めることは、つらいことでした。

これからは、研究者の方々が調べてくれた、成功方法の高い方法を上手につかって行動できる自分になります。

 

『スタンフォードの自分を変える教室 』には、

  • 意思力を高めるのに役立つ習慣
  • 意思力が弱まっているときの乗り切り方
  • うまくいかなかったときに立て直す方法

など、役立つ知識がまだまだ書かれています。

 

できない自分を責めてしまう人は、一度読んでみてください。

分かりやすい図解版もあります↓