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戦略的学習力とは何か解説します|2030年に必要なスキル1位

戦略的学習力とは何か説明します│2030年に必要なスキル1位


オックスフォード大学マイケル・オズボーン教授が2017年に発表した論文では、2030年に仕事で必要とされるスキルを順位付けして、ランキングを発表しています。

 

120のスキルのうち、必要なスキル1位になったのは戦略的学習力(Learning Strategies)。

 

10年後には今ある仕事の半分以上はなくなると言われている中で、生きていくためには必要な力を身に付けておきたいですよね。

 

個人的には戦略的思考力が強みかつ教育が専門なので、どうやったら力を活かせるのかとっても気になっています。

 

この記事では、

  • 戦略的学習力って何?
  • なぜ未来に戦略的学習力が必要とされるの?
  • 戦略的学習って、具体的にはどうやるの?

といった疑問を解決していきます。

 

 

 

戦略的学習力(Learning Strategies)って何だろう 2030年に必要とされるスキル1位

まず、戦略的学習力ってどんな力なんでしょう。

 

研究で使われた職業情報提供サイトO*NETによる定義は次のとおり。

 

新しいことを学んだり教えたりするときに、状況に適したトレーニング/指導方法と手順を選んで使うこと。

 

 

つまり、何かを新しく学ぶときに、

  • よりよい方法を考え
  • ムダのない手順で
  • 身に付けたり教えたりする力

と理解しました。

 

なぜ将来、戦略的学習力がもっと必要とされるの?

ではなぜ、これから先の時代に戦略的学習力がもっと必要とされるのでしょうか。

 

変化がもっと早くなる時代 新しいことを素早く身に付けねば

時代の変化が大きい時代です。身の回りのことが今よりもっとめまぐるしく変わっていくことが予想されます。

 

新しい技術がどんどん生まれ、わたしたちが新しく身に付けてなければならないこともどんどん出てくることでしょう。

 

必要な知識や技能をすばやく身に付けるには、どうすれば少ない労力で済むのかを戦略立てる必要がでてきます。

 

知識では差がつきにくい時代 自分が学ぶ内容も選ばねば

インターネットが普及して、分からない事が調べやすくなりました。

とくにスマートフォンを持つようになってからは、いつでもどこでもみんなが平等に知識を手に入れられるようになりました。

 

となると大切なのは、いかにして単純な知識以外のモノを身に付け、人と差をつけるかになってきます。

 

ほかの人との違いを出すためには、どんな分野を身に付ければいいのでしょうか。

自分の強みや興味をもとに、学ぶ分野を選んでいくのもだいじな戦略です。

 

つまり、必要な知識を自分で選んで、すばやく身に付ける力が必要とされる

以前は「1つのことを習得するのに10000時間かければいい」と言われてきました。

 

これからは時代の変化にあわせて、必要な知識・技術をより短時間で、複数身に付けていくことが必要とされるでしょう。

 

そのために必要な力が戦略的学習力

 

アーリック・ボーザーの著書『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』では、学習方法を学ぶことは「究極のサバイバルツール」で、現代においてもっとも重要な能力の一つであり、あらゆるスキルの前提だとされています。

 

2030年も生き抜くために、戦略的学習力を高めていきましょう。

 

 

 戦略的学習力、3ステップで簡単に説明します

戦略的学習力とは何か説明します│2030年に必要なスキル1位

では、戦略的学習力ってどんな風に学習する力なのでしょうか。

 

3ステップで超かんたんに説明します。

 

ステップ1 学ぶことに価値を見出そう

主体的に学ぶために、なぜ学ぶのかを説明できるようにしましょう。

 

いやいや勉強したものは苦しいし、使える知識にもなりません。

 

自分の「ああなりたい」「こうなりたい」「こんなことを実現したい」など、学ぶことの必要性を感じたものを学びの対象にしましょう。

 

ステップ2 目標を決めて、学習に必要な情報を整理・戦略を立てよう

つぎに、目標を設定して学習に必要な情報を整理していきましょう。

 

目標はSMARTであるかどうかを意識します。

 

S:Specific 具体的

M:measurable 測定できる

A:Achievable 達成可能

R:Related 関係がある

T:Time bound 期限がある

 

つまり、何を・どこまで・いつまでに・どのくらいのクオリティにするのかをはっきりさせましょう。

 

協力してくれる人や使えるお金などのリソースも考えておくことが必要です。

 

すべて踏まえて、なるべく楽にはやく成果を出すための戦略を立てます。

 

ものごとの80%は、全体の上位20%が決めているというパレートの法則に則ってどこに時間をかけるべきか、よりよい手順や方法には何があるかなど、よく検討しましょう。

 

ステップ3 学習して身に付ける・使う

学習のための戦略が決まったら、技術・スキルを高めるために学びましょう。

 

学びの過程では目標を事前に決めておくことが大切ですが、目標達成のために意味のある練習になっているかどうかを考えながら進めることが大切です。

 

正しいやり方で、可能な限り速くできるようにと意識しましょう。

 

戦略的学習力のスキルを使って、2030年に必要とされる人になろう

いかがでしたか?

 

硬そうな漢字・難しそうなイメージの戦略的学習力について分かっていただけたでしょうか。

 

2030年までまだまだ時間はあります。

今から普段の学びを戦略的に行うよう意識すると力がついていくはずです。

 

 

戦略的学習力はスキルです。

スキルを使って何を学ぶかはあなた次第。

 

自分に必要な知識を身に付けるための助けにしてください。

 

もっと詳しく知りたい方は本文中で紹介したLearn Betterと、こちらの本を読んでみてください▼

 

 

以上、2030年に必要とされるスキル1位の戦略的学習力についてお話しました。

 

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