本をせっかく読んだのに、内容を忘れてしまって意味がないと感じていませんか。
せっかく読んだ本は内容を使ってはじめて読書効果がでてきます。
本を読んだら読書ノートをつける習慣をもちましょう。
去年は年間500冊の本を読みましたが、読書ノートを書くこと・そして書く内容を工夫することで読書を生かせるようになったなぁと実感しています。
- 読書ノートって何?
- どんなことを書けばいいの?
- 書き方が具体的に知りたい!
そんな方の疑問に答える内容になっています。
ぜひ読んで、よりよい読書ライフに役立ててくださいね。
効果を高める読書ノートの書き方とは?記録すべきは発見と知識の使い方
読書ノートに書くべき内容は、大きく分けると
- 本を読んで発見したこと
- 知識の使い方
の2つです。
なぜなら、わたしたちは自分を変えたくて本を読むから。
わたしたちが読書するのは、自分にない視点を取り入れるため
自分を変えるには、新しい知識をとりいれて、行動してみることが必要です。
新しい知識をとりいれるには、本から
- 自分とは違う考え
- 違和感を感じること
- これまで知らなかったこと
を見つける必要があります。
つい納得できる部分や知っていることをピックアップしてしまいがちですが、知っていることはわたしたちを変えてはくれないんですよね。
自分がもっていないものを見つけることを心がけて本を読み進み、見つけたら読書ノートにメモしていきましょう。
要約してもいいし、そのまま書き写してもいいですね。
本のどの部分が大切なのか選びきれない場合には、土井英司さんの著書・一流の人は、本のどこに線を引いているのかを読んでみることをおすすめします。
本を読むときに意識すべきことを具体例をたくさん挙げながら学べます。
新たな発見をどうやって使うか?知識の使い方やアイデアを必ず読書ノートに記録
新たな気づきをメモした後は、必ず知識の使い方もメモしましょう。
人は行動しなければ変わりません。
読書して新しい視点をもっても、それを使わなければ決してあなたは変わることはできないからです。
本から書き写した内容について、
- 自分はどんな考えをもったのか
- 知識をどんな風に使っていくのか
- 本を読んでいてふと浮かんだアイデア
など、自分の考えをしっかり書き留めておきましょう。
本を読んで自分が考えたことこそが、私たちを変えてくれるポイントになります。
忘れない!使いやすい!効果を高める読書ノートの書き方例
では、発見と知識の使い方をどのように読書ノートに書き留めていけばいいのでしょう。
ノートの書き方はたくさんあります。
ここでは、わたしが実践しているノートの書き方とその効果を3つ+αご紹介します。
マインドマップ読書ノートで内容を構造化
マインドマップを使ってメモをとっていくと、構造が見える化されて内容のつながりが分かりやすくなります。
内容が1枚の絵のようにまとめられるので、記憶に残りやすくなるメリットもあります。
くわしく学びたい方は松山真之助さんのマインドマップ読書術がおすすめです。
絵や図を多く使って手書きスケッチ読書ノートに
図や絵を多く使ってスケッチ読書ノートにまとめる方法もあります。
読んだ内容をかんたんなイラストで図解すると、
- 理解が深まる
- 頭にすんなりと入ってくる
- 復習に使いやすい
といったメリットがあります。
「絵は苦手だから」という方もいるかもしれませんが、子供のころから絵が苦手だったわたしでも楽しく取り組めるようになったので大丈夫。
興味のある方はVISUAL THINKING - 組織を活性化する、ビジュアルシンキング実践ガイドを一度読んでみるとコツがつかめますよ。
学びを活用することに重点をおくメモの魔力読書ノート
本からの学びをどうやって生かすかに重きをおくなら、前田裕二さんのメモ術がおすすめ。
メモの魔力 -The Magic of Memos- のフォーマットを使うと、事実→抽象化→転用ととにかく使い道を考えるクセをつけることができるようになります。
メモする場所を内容ごとにくぎってあるので、あとから思いついた転用例だけを振り返るなど、見返しやすいつくりにもなっています。
メモの魔力は読書に特化した本ではありませんが、読書もふくめた情報を活用する方法を学べるベストセラーなので未読の方はぜひ。
本の特徴を記憶に残す!キャッチコピーをつけて読書ノートに書いておこう
読書ノートには本のタイトルを書いておきますが、一緒にその本のキャッチコピーを書くことをおすすめします。
キャッチコピーをつくるには、その本の一番の魅力を短い言葉にまとめる必要があります。
キャッチコピーを考えるのは、その本の本質について考えるきっかけになりますよ。
1冊の本からキャッチコピー分のひとことだけでも記憶に残せたら十分です。
読書ノートを使うと、本で自分を変えられる
いかがでしたか?
本を読んだら
- 自分にとって大切な部分を抜き取る
- 知識の使い道を考える
- 記録しておいて活用する
これらを全部可能にしてくれるのが読書ノートです。
せっかくの読書をいかせるように、ぜひ読書ノートづくりしてみてくださいね。
以上、効果を高める読書ノートの書き方をお伝えしました。
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