人の悪いところばかりに目が向いてしまうことってないですか?
わたし、以前は人の悪いところばかりが目について仕方なかったんです。ちょっと前までは「どうしてあの人は……」と、周囲の人のいろんなところにイライラしてました。
そんなわたしが今年やってよかったことの一つは「ストレングスファインダーを受けたこと」。ストレングスファインダーを受けて、結果を使えるようになってきてから少しずつ改善してきたと感じています^^
ストレングスファインダーって何?どうして受けると生きやすくなるの?という疑問が生まれると思いますので、わたしが生きやすくなった過程や学んだとこなどをお話していきます。
さくっと読めますので、一読して役立てていただけたらうれしいです。
- 「人をほめる」が難しくてできなかった就職直後
- ストレングスファインダーで「人と違う」がいいところだと学んだ
- 自分の「人と違う」をマイナスからプラスにとらえられるように
- 「人と違う」がその人のいいところ 違いがおもしろさ
- ストレングスファインダーで、自分と人のよさに気づく視点をもとう
「人をほめる」が難しくてできなかった就職直後
大学を卒業してすぐ、わたしは中学校の教員になりました。
教員免許は取得していたし、教員採用試験は合格したけれど、圧倒的に知識も経験も不足したまま突然クラスも授業も受け持つことに。
初任者向けの研修会や、先輩の先生たちからは「生徒たちをたくさんほめてあげましょう」と何度も何度も教わりました。
でも、当時のわたしには「ほめる」という行為は、どうしようもなく難しいことでした。
今思えば、わたしは「人を褒める」という経験をあまりしてこなかったのだと思います。
毎日、担任するクラス・授業をもっているクラスの子供たちをほめようとは思うけれど、ほめる言葉なんて見つかりませんでした。
- こんなことはできて当たり前。
- 「できていないこと」があるのに褒めることなんてできない。
- この子にとっては当たり前にできていることを、改めて褒めるなんてわざとらしい。
そんな風に考えていたんだと思います。
生徒たちには完璧であることをもとめてしまっていました。
その結果、子供たちやクラスのよいところなんて見つけることができず、仕事に対する不満ばかりが溜まっていきました。
ストレングスファインダーで「人と違う」がいいところだと学んだ
そんなわたしが今年ストレングス・ファインダーを受けて、人のよいところ・長所をみつけることが以前よりもできるようになったなと感じるようになりました。
ストレングス・ファインダーの受け方はいくつかありますが、わたしはこの本を購入して受けました。
★やってみるなら絶対に本は新品を購入しましょう!
コードが使用済みだと診断が受けられません。
ストレングス・ファインダーを受けたきっかけは、こういう風になりたいな~と年始に読んでいたブログやSNSでたびたび目にしたから。
- 自分を変えたい・よくしたい。
- でも長所とか強みとかよく分かんない。
- 何からしたらいいのかも検討がつかない。
そんな状態だったわたしは、自分の強みを知ることができるなんて、まさに自分がほしかったものだ!と思い、ストレングス・ファインダーを受けたのでした。
やってみて分かったことは、人の強みや長所は人と違う部分であるということ。
人と違う部分をネガティブにとらえて、自分のことも生徒たちのことも、できないことや悪いところばかりを数えていたことに気づきました。
ストレングス・ファインダーを受けた直後は、「これがあなたの強みです」と診断された結果について、あまりいいイメージをもてませんでした。なんなら、「こんな強みつまんない。ほかのがいいな。」とすら思いました。
どのように使えばいいか分からなかったし、自分の強みである実感もなかったからです。
けれど理解を深めていくうちに、自分が強みを様々な場面で使ってきていたこと。そして、人よりもそれが得意で楽にできることに気が付くことができました。
そして、マイナスにとらえがちだった「人と違う」が、その人それぞれのもっている良さだということにも気づくことができたのです。
自分の「人と違う」をマイナスからプラスにとらえられるように
ストレングスファインダ―では、34個ある強みの中からその人が強くもっている強みを知ることができます。34個の強みはどれも平等で、どれが優れていてどれが劣っているなんていうことはありません。
どれも上手に活かすことができれば強みだなんて、「こうしなければならない」「こうでないとだめ」と思い込んでいたわたしは目が覚める思いでした。
たとえば、わたしは「内省」という強みをもっています。これは、とにかく考えることがすき!という資質。
ストレングス・ファインダーを受けるまで、わたしは自分がそんなに考えているなんて自覚がなかったし、ましてやそれが長所になりうるなんて考えもしませんでした。
さらにわたしは、「戦略的思考力」という領域の強みをたくさんもっているのですが、考えてるだけでは何も変わらないから、こんな強みたち持っていてもムダでは?と思っていたんです。
それが、とある人の話を聞いて変わりました。
「自分は、実行力の強みばかりをもっている。だから行動はできるけど、考えるのは苦手なんです。」
わたしは逆に、考えてばかりで動き出せないことが多く、実行力が弱いのでうらやましくて仕方ありませんでした。
わたしが使い道に困っていた思考力を、持っていない人はほしがっている。
そういう場面を何度も経て、「自分が『みんなと違う』ってマイナスに思ってきたことって、わたしのプラスにできるものなんだ」と思えるようになったんです。
「人と違う」がその人のいいところ 違いがおもしろさ
自分の強み・弱みが見えるようになってくると、一人一人の強みに目が行くようになりました。
自分を知るためには、とにかく人と比べることが必要です。人と比べないと、違いが見えてこないんです。
幸い、わたしは多くの人と関わる生活を送っているしゆっくり考える時間をもっているので、関わった一人一人のことについて、考えを深めることができました。
- その人と自分との違い
- その違っている部分は、その人のもつ良さ
- 今はマイナスに出ているものも、使い方を変えるだけで長所にできる
もしかしたら以前は「この人はこんなこともできなくて…」なんてマイナスにとらえていたかもしれない部分を、その人のよさ・おもしろさだと受け取ることができる視点をゲットしました。
自分のよさは人と違うところだと認められるようになったからこそ、自分が理解できないようなことをする人は自分とは逆の強みをもっている人なんだと考えることができるようになり、人に対してイライラすることがへりました。
何なら逆に、「この人、せっかくならもっと~~すればいいのに」などと、その人の強みをもっと生かせる方法について考えたりもしました。
そういう受け止め方ができるようになると、人はみんな自分と違っているからおもしろいし、「悪いところを直す」よりも「悪い部分をプラスに活用していく方法や場所」について考えるように。
学校教育をしていると、どうしても「いかに集団の一人にできるか」に意識がいきがちで、とびだしている人・集団になじめない人を悪いものだと考えがちでした。
でも、集団のなかでも埋もれないような強みがあるってすごいことだなって感じるし、その強みをむりやり集団のなかに押し込めて消してなじませちゃうなんてもったいないことだなと気づきました。だってそれがその人のよさだから。
ストレングスファインダーで、自分と人のよさに気づく視点をもとう
自分のよさを知りたいという思いでやってみたストレングス・ファインダー。
人のよさにも気づきやすくなったこと。違いを認められるようになったこと。違っているからいいんだと思えるようになったこと。
自分理解にプラスして、こんな大きな副産物をゲットできるなんて、思ってもみませんでした。
ほんの少し前のわたしに教えてあげたい。
以前のわたしと同じように、人との関係や人との違いにもやもやしてしまうことが多い人には、ストレングス・ファインダーを受けてみることをぜひおすすめします!
もっと楽に生きられるようになりますよ^^
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