ジャニーさんのつくった伝説と舞台・コンサートで伝えた世界

７月９日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長がお亡くなりになりました。

ジャニーさんのご冥福をお祈りします。

ブログ名にも「ジャニーズ」と入れるくらい、わたしもジャニーさんの生んだタレントさんやジャニーズJr.からたくさんの刺激を受けて、コンサートや舞台ではたくさんの気持ちをもらってきました。

今回は、ジャニーさんのつくった伝説と、舞台・コンサートを通してジャニーさんが伝えようとしていた世界について紹介します。

ジャニーさんのつくった伝説

ジャニーさんはたくさんの伝説をもったすごい社長さんでした。

テレビなどのメディアに出る訳でもないのに、みんながタレント事務所の社長さんを知っているなんて他にありません。

なぜ一般の人までタレント事務所の社長さんに詳しいのか。

理由は、ジャニーさんには伝説的なエピソードがたくさんあり、それをジャニーズ事務所所属のアイドルたちがおもしろく紹介してきたからに他なりません。

みんなに愛されていたジャニーさんの伝説をいくつか紹介します。

ジャニーさんはギネスブックに３部門で認定された

ジャニーさんは、ギネスブックに３部門で認定されています。

認定された部門は次のとおり。

• 最も多くのコンサートをプロデュースした人物
• 最も多くのNo.１シングルをプロデュースした人物
• チャート１位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物

こんなに大きな規模のタイトルを３つもとれるのは、ただものではありません。

ちなみに、ギネスブックに載ったときはうれしくて大阪にいた中山優馬君に見せにいったと言われています＾＾

ジャニーズJr.のオーディションで、その子の将来が見える 

才能あふれる努力家のイケメン揃いで有名なジャニーズ事務所。

所属タレントのオーディションはジャニーさんが行っていました。

小さい頃はパッとしない印象だったのに、大人になったら各方面で大活躍しているアイドルも多数。

これは、ジャニーさんがその子の将来の顔が見えるからだと言われていました。

本当にジャニーさんに子供たちの将来が見えていたのかは分かりません。

しかし、ジャニーさんが少年たちの長所や強みを見つけて、自己肯定感を高めて伸ばし、各自の力で夢を掴みとれるように育ててきたというのは間違いないでしょう。

ジャニーズタレントのプロデュースにずっと関わってきたジャニーさん。

強みは、コーチングで一人ひとりをのばすことだったのかもしれません。

「Youやっちゃいなよ」という軽い言葉で背中を強く押し、どんどん挑戦させて所属タレントの世界を広げてきました。

一秒も飽きさせないステージづくり

ジャニーさんの有名な言葉のひとつに

一秒でも飽きさせたら僕の負け 

 という言葉があります。

１秒でもってすごくないですか？

衣装がえとか、曲と曲の間も飽きさせないんですよ。

ジャニーズのコンサートや舞台を観に行くと、そのスピード感に驚きます。

拍手をする間もなく次から次にものすごい演出が繰り広げられてのめりこんでしまいます。

２時間とか３時間の公演時間の中で、１秒も飽きさせないという心意気と実際にそれをやりとげてしまう実行力が素晴らしくて、深く魅了されました。

ジャニーさんが舞台やコンサートで伝えたかった世界とは

たくさんのジャニーズタレントの育成に長年携わり、舞台やコンサートを多数手がけてきたジャニー喜多川社長。

その多くの舞台やコンサートを通じて、ジャニーさんが伝えたかったことは何だったのか。ピックアップしてみましょう。

• エンターテインメントのすばらしさや可能性
• 新しいことに貪欲に挑戦する姿勢
• 歴史を大切にすること
• 教養を深め豊かな人生を生きること
• 日本に限らず、世界を見据えること
• 仲間を大切にすること

など、ステージを見ているだけでたくさんの学びを得られました。

なかでも、ジャニーさんの想いを強く感じたのは、平和への想い。

ジャニーズの舞台では戦争や争いを扱うことが少なくありません。

それは反対に、平和を強く願っているからだと感じています。

舞台やコンサート、ジャニーズ事務所の所属活動を通して、世界中にたくさんの笑顔を生み出してきたジャニーさんは、一人でたくさんの平和を生み出してきました。すばらしい功績です。

ジャニーさんのつくった世界が好きだ

亡くなったことが悔やまれるジャニーさん。

表にでることはほぼなかったのに、その存在感は大きすぎました。

ジャニーさんが生涯を通して伝えたかったものをたくさん受け取った一人として、これからももらったものを忘れずに暮らしていきたい。そう思います。

ジャニーさん、今までありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。