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KAT-TUN亀梨和也 『本物』へのこだわり RIDE ON TIMEライブ密着から

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エンターテインメントのバックステージを放送する連続ドキュメンタリー番組・RIDE ONTIMEで「KAT-TUN ~グループ再始動、激動の300日に密着~」が4週に渡って放送されました。

 

私たちが見ることができるライブ本番で見られるものはいつも完成されたもの。

 

ステージをつくる過程は見ることができません。

 

ステージづくりの裏側を一部見ることができたのはとても貴重でした。

 

今回は、KAT-TUNに密着した300日をまとめた放送のうち、4週目・4年ぶりの全国ツアーのコンサート『CAST 』の初回打ち合わせから本番までをまとめた回。

 

 

放送から強く感じたのは、メンバーの亀梨和也君の『本物』へのこだわりでした。

 

 

ステージセットをLEDだけで済ませない +αを求める

 CAST (通常盤)

東京ドームで再始動を果たしてから一か月後。4年ぶりの全国ツアー「CAST」 の初回打ち合わせの日。

 

ステージセットについて話し合っていたときのこと。

 

「なんか俺、LEDもちろんいいなって思うんだけど、最近特に多いじゃん。

そこにはまっちゃうとなんか『だよね』っていうか。

LEDの世界からプラスアルファが絶対あった方がおもしろいと思う。

たとえば・・・ただ水が流れてる映像がLEDでバーっとあったとしたら、映像切れたこっち側からほんとの水が流れてるとか。そういうとこまでいかないと。

なんか最近の技術の進歩に対してちょっとさびしさを感じていて。すごくありがたいんだけど。ありがたいからこそ。

言っちゃえば(LEDは)そこを追っかければ誰でもできちゃうわけじゃん。お金があって何があってとか。だから発想の転換で・・・」

 

 

同じものを見せるのでも、ただ簡単に済めばいいということではない。

 

自分たちにしかできないオリジナルのものを見せたいし見せなければならない。

 

そういう亀梨君の考えがよく伝わってきます。ついつい楽なLEDに頼ってしまいがちな部分ですが、そうではないということをスタッフと共有したライブづくりをしていることがうかがえます。

 

当然、ステージセットだけでなくライブでファンの前に出すすべてのものに対して亀梨君はこういう気持ちでいるのだなと感じました。

 

ソロ曲「One wey love」で見せたいもの・伝えたいことの明確さ

 

はじめて全編を英語で歌ったKAT-TUNの「CAST」に収録されている亀梨くんのソロ曲。

 

歌にふくませたいニュアンスを自分でディレクターに伝えていました。

 

  • ちょっとエッチな感じ 
  • 誰かを思う感じ 
  • つきあってない 
  • ちょっと妄想チックな感じでもいいのかも こんなことがしたいよあんなことがしたいよみたいな 君と

 

この思いをステージ上で表現するために亀梨君がとった手法は独創的なダンスで世界に知られるダンサーであり振付師の辻本知彦さんに振り付けを依頼すること。

 

振り付けもおまかせではなく、

  • 基本的には俺だけしかいない
  • とにかく俺一人でそのイマジネーションを与えたい
  • 小道具も使わずに
  • がっつり床とかも使っちゃってもいいと思う 寝っ転がってガーっとかってやってもいいし

と、どんなダンス・演出を望むのか、イメージをきちんと伝えています。

 

なので、亀梨君の意見を受けて辻本さんが振り付けたダンスは

  • 体を使うものがいい
  • わざとしんどい動きを入れる
  • 絶対に理解されない自分の想いのほうがいい
  • 動きは曖昧に曖昧に

というものに。

 

こうやって「亀梨和也らしさ」はつくられているのだなと、その断片を見ることができました。

  

CAST (通常盤)

CAST (通常盤)

 

  

 

新しいものを見せなければ

 

亀梨和也 PHOTOBOOK 『ユメより、亀。』

コンサート2週間前に中丸君から、上田君のピアノ演奏と中丸君のボイスパーカッションでセッションしたいという提案があったとき。

 

本番までの時間を考えて、ごく短いものしかできないこと。

それならば過去にやったもののなかからやってみては?という流れに。

 

そんな中、「まんま同じ事になる。ずっと同じことやってますねって感じで。それしか芸がない感じは・・・」と亀梨君。

 

メンバーのやりたいことは理解しつつも、新しさがないものをステージに乗せることに難色。

 

お客さんの前で披露する意味をきちんと考えているからこそ、手軽なインスタントなものに流されないのが伝わってきます。

 

「アイドルが裏の姿を見せる」ということの意味

 

300日という長い期間の密着取材を受けたことについて、最後のインタビューで亀梨君は次のように話しました。

 

「自分の根底にある部分としてはアイドルという立場にあるのですべてを見せるという作業に関しては僕はすごく否定的」

 

「本来であればステージに立つ前とか仕事に行く前に準備とかもあるわけで。

人に見せるべき時間でもないのであれだけど。

でもまぁこういう企画をやるっていうなかで、もっと賢くうまくやれる人間だったらいいんだけど。

僕は何かそこらへんでまわってるからじゃあいつもとは違くなんかちゃんとおしゃれしようとかひげも常にそってとか、わからないけど。

そういうことじゃない。だとしたらもうドキュメンタリーじゃないし。

すべてさらけ出すことがいいとは思っていないけれど。

しっかりとあるその自分の生き方とか生き様っていうものを提示をしなきゃいけないシチュエーション・提示をするべきシチュエーションに関しては、惜しみなく出すべきなのかなとは思ってます。」

 

 

以前からほかの番組の取材でも話しているように、亀梨君は、「アイドル亀梨和也」であることを強く意識しています。

 

仕事が休みの日に出かけるのでも、「俺はいいけど亀梨が…」と話していたことを思い出しました。

 

家にいるときと、仕事をしているときの自分を明確に区別している。

 

そして、アイドルとしての亀梨和也としてどうあるべきなのか、自分の答えや軸を明確にもっています。

 

そんな亀梨君なので、ステージの裏側だったり自分の素の部分など、本来見せるべきものではないものを公開することは、本当は望んでいないはず。

 

だからといって、「アイドル亀梨和也」で打ち合わせをしたりリハーサルをすることも違う。

 

かっこいい亀梨和也だけを届けたいと思っているはずなのに、ついかっこつけてしまいたくなるドキュメンタリー映像のなかではあえて素でいる。

 

とても難しい矛盾を、自分のなかで筋を通して納得してひとつひとつの仕事をしていることが感じ取れました。

 

 

知れば知るほどかっこいい、本物を求める亀梨和也

 

KAT-TUN亀梨和也は、文句なしのアイドルです。

 

お顔がかっこよくて、歌えて踊れて。

 

でも、ただイケメンとかそういう表面的なだけのアイドルでは決してない。

 

亀梨君のすること・選ぶことにはきちんと理由があって、自分の目的を常に念頭において、やろうとしていることがそこからずれていないかどうか、目的にあっているかどうかを常に考えながら動いている人だなということを強く感じました。

 

華やかできれいな世界を見せる仕事をしながら、ファンに夢を見せるために自分はどこまでも現実的で確実な道を歩く。

 

そういう姿勢全部が亀梨くんをかっこよく魅力的に見せているのだと思い、その考え方にもっと触れたいなと思いました。

 

つい真剣にみてしまった連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~は、フジテレビ毎週金曜日25:25~25:55から放送中です。

www.fujitv.co.jp

 

頑張っている人をみると「自分も!」とモチベーションがあがるので、また見ようと思っています。

 

KAT-TUNの回、番組の放送は終わってしまいましたがフジテレビのFODで見逃し配信していますので見られます。放送されていない地域の方もぜひ!

 ライブの裏側と亀梨君のこだわりをぜひ見てみてください^^

 

 

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