仕事とジャニーズを両立

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何を選ぶか決められなかったわたしの、長~い「迷い」と「決断」

 

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ずっと、仕事が好きになれませんでした。

「仕事辞めたい」が頭をよぎらない日はなかった。

 

辞めたい辞めたいと言い続けてなんと約10年。

やーーっと決断できる自分になれました。

 

 

わたしが辞めたかったのは教員でした。

 

最近は「学校の教員はブラックな仕事」と言われるようになり教員採用試験の倍率も下がっているようだけど、わたしが合格した頃はまだ違っていました。

「職業は学校の教員」と言うと、倍率の高い教員採用試験を受けなければなれないイメージからか「すごいね」「えらいね」と言ってもらえることが多かった。

だけど、わたしは教員がえらいともすごいとも思ったことはなかったし、教員になんてなりたくなかったんです。

 

ネガティブな決断で教育学部に進学

 

進学する高校、理系クラスに進むことまでは、進路に迷うこともありませんでした。

そういうものだと思ってた。

 

初めて進路のことで悩んだのは大学受験。

なりたいものも、これといった夢もなかった。

ただ親には

「妹たちがいるんだから私立には行かせられないよ」

「文学部とか、行っても何になれるのか分からないところに行ってもしょうがないんだから」

と何度も何度も繰り返し言われてきました。

何度も何度も言われていると、いつの間にか決められた条件の中からしか進む道を選べなくなっている自分がいました。

 

「なりたい」とか「行きたい」より、「これならいいか」という選び方で選んだのが教育学部

これ!といって行きたい学科がなかったから、教育なら将来こどもができたら知識を生かせるだろうし、学校の先生になるためにいろんな教科の勉強をするから、一つの事を究めるより楽しそうで自分に合ってるかなぁと。

 

教育学部に入ると、一番悩まなくていい就職先が学校だった

教育学部というところは、やはり学校の先生を目指している人が多い学科です。

各教科の授業を受けたり教育実習にいったりしてるうちに3年生になって、4年生になっていました。

 

教育学部のいいところは、教員になる方法を教えてくれるところです。

黙っていても教員採用試験の情報が入ってくるし、同じ学科の友達はほどんど大学のある自治体の教員を希望していました。

 

なので何かを選ばずに大多数の人に流されていたら、わたしもいつの間にか教員採用試験を受けていて、教員になることに決まっていました。

 

やりたいことを決断できなかったから教員に 「どうせすぐに辞めるし」が心の中の口癖だった

教員って、過酷な仕事です。

最初に配属されたのは中学校だったけれど、平日は自分の仕事ができるのは生徒を帰した19時から、土日も部活のために出勤。

一番多いときは、時間外勤務が160時間とかだったと思います。

 

つらくてしんどくて報われなくて。

生徒との関わりの中で達成感を味わえたり、喜びを感じたこともなかったわけではないけれど、何かあるたびに「どうせすぐ辞めるし」と心のなかで呟いていました。

 

その頃のわたしは、遠距離恋愛している彼氏がいたこともあり、中学3年生を担当して、卒業生を送り出したら辞めるんだ!と思ってたんです。

その彼とはお別れしてしまったのですが。

 

結婚もなくなって、でも代わりに行きたい場所が見つかるわけでもなくて。

辞めたい辞めたいと言いながら、辞める決断はできずにずるずると時間を過ごしてしまいました。

こんな気持ちで続けることは生徒にも周りの先生たちにも失礼だと思いながら、辞める日を決断できないわたしは学校に通い続けました。

 

決断から逃げてきたわたし。決断するために始めたこと

「いいかげん、本気で辞めよう」

 

そう思って行動し始めたのは1年前です。

 

たくさん情報を集めて、

  • やりたい仕事をみつけるには自分のこれまでを振り返るのがいい
  • 自分の強みを活かせる仕事に就くといい

ということが分かりました。

 

本当はこんなこと、就職する前にしておかなきゃいけないことだったのに。

周りにつられて教員採用試験の勉強をすればそれでいいと思ってやらずにきてしまったことを、今更だけどちゃんと始めました。

 

そもそも、自分は何が好きなのか。

何が得意で、自分の強みは何なのか。

自分のことなのに、自信をもって言えることなんて何にもなかった。

 

本を読んだりSNSを見たりセミナーに参加してみたりと思いつくだけのことをどんどんして、ようやく最近、自分という人間が分かってきた気がしています。

 

考えるのが好きなこと。

興味があるものがたくさんあること。

思考力を活かした仕事に興味があること。

自分が考えた戦略がうまくいって、人に喜んでもらうのがうれしいこと。

 

合わせて、わたしみたいに何がしたいか分からないという人がたくさんいることにも気づきました。

 

自分が悩んできたことを、こどもたちがもっと早くから考えられる場所や機会をつくって、みんながなりたい自分になれるようにしてあげたいな。

同世代で悩み中の人とは、一緒に「これだ!」と言える場所を探す手伝いをしてあげたいな。

だいぶ時間がかかったけれど、やりたいことも出てきました。

 

 

迷いを抜け出すには自分を知ること 自分が分かると決断できる

最近になって分かったことは、わたしがずっと迷っていたのは、「自分」を知らなかったから。

自分が何に向いていて何をしたいか分からなくって、何かになる決断をここまでずーっと先延ばしにしてきました。

仕事だけじゃなくて、プライベートも全部いつまでも仮の生活な気がしていたのは自分が分からなかったからだったのかなと少し思います。

 

USJをV字回復させた森岡毅さんは、自分の持って生まれた強みを活かせることが働くことの本質だと最近読んだ本で述べていました。

 

時間はかかったけれど、自分が分かってきたのでもう必要以上に迷うことはなくなります。

わたしのらしさや強みに合う、仕事や生き方を手に入れる。

そして自信をもって毎日を楽しみたい。

そういう自分を目指すことが、今のわたしの決断です。