朝起きて一番初めにモーニングページをし始めてから1年以上が経ちました。
クリエイティブな自分を取り戻すためのワークとして知られているモーニングページ。
「早起きしてやってる人がけっこういる」
「よく分からないけど、なんか良さそう」
それぐらいの軽い気持ちで、朝活のひとつとして始めたのがきっかけ。
正直、『クリエイティブな自分を取り戻す』という目的もよく分かっていませんでした。
が、1年続けてみて、モーニングページの内容をすべて読み返してみて、たしかに自分が以前よりクリエイティブになっていることを実感しています。
具体的に何が変化したのか。
クリエイティブな自分を取り戻すってどういうことなのか。
わたしの気づいた効果をご紹介します。
モーニングページの習慣を1年続けたら、たしかにクリエイティブな自分を取り戻していた
このワークを紹介してある本・新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。では、モーニングページを行う目的は「クリエイティブな自分を取り戻すこと」とされています。
クリエイティブな自分を取り戻すとは、
- 自分の好きなこと
- これからやりたいこと
- どんな生活を送りたいか
などのwantを思い出すことだとわたしは理解しています。
以前のわたしは自己紹介がとても苦手でした。
それは、自分のことがよく分からず、何を紹介したらいいのか分からなかったから。
趣味も特技もやりたいことも、全部はっきりと答えることができずにいつももやもやしていました。
好きなことややりたいことがない人は、少なくありません。
ただこれは、元から何もやりたいことがなかったわけではなく、日々のタスク・~しなければならないことに押しつぶされて、心の奥にしまい込んでしまっている状態だそうです。
モーニングページを続けていると心の奥にしまってしまった感情をだんだんに取り戻してきて、好きなことややりたいこと(=クリエイティブな自分)を取り戻してきました。
モーニングページの具体的な5つの効果とは?
とはいえ、ここまでの話だと何がよかったのかぼんやりしている印象かと思います。
どんな風にクリエイティブになったのか、わたしの体験談をあげていきます。
モーニングページの効果1 好きなことややりたいことを思い出した
モーニングページにむかって頭のなかみを書き出し続けていたら、好きだったことややりたいと思っていたことを思い出すことができました。
モーニングページで思い出した好きなことやりたかったこと
- 影響をあたえてくれた人・音楽
- オリジナルの言葉を共有できること
- 晴れた日
- あったかいもの
- 桜味のお菓子
- しばってあるこんにゃく
- 頭がいい人・才能を感じる人
- 手帳
- 書くこと
- 自由に遊びにいく など
モーニングページの効果2 自分のよさ・長所・強みに気づいた
「取り立てて紹介することもない、平凡な人間だ」と思っていました。
しかし、モーニングページには自分のよさや長所・強みがたくさん書かれていました。
発見したわたしの長所・強み
- 言葉の数が多い
- 興味をもったら短期間で身に付けられる
- 情報収集が好き
- 臨機応変にうごける
- 戦略をたてて最短距離をいけるとわくわくする
- 夢見がちでザ・女脳
- 細かい作業が好き
- 本質を感覚でつかめる
- 文字を読むのが大好き
おもしろいのは、特にモーニングページを書くときに「自分のいいところを書き出そう」と思って書いてきた訳じゃないということ。
自分の中から自然と浮かんできたという感覚で、客観的に読み返していて「こんなこと書いたんだ!」とおどろくことが何度もありました。
モーニングページの効果3 新しくやりたいことも出てきた
クリエイティブな自分を少しずつ取り戻してきたからか、最近かいたページには新しくやってみたいことが書かれていることが多くなってきました。
いくつかピックアップしてみると、
- 右脳を強化したい
- 本心でいいと思えるテーマの文章を書きたい
- 自分がレベルアップして、周りの人を引き上げたい
- やってみたいビジネスについて
- 身に付けたい習慣
などが書かれています。
「右脳を強化したい」というのは、絵や感覚的なことに苦手意識をもっていたから。
学校で働いていた時もできるだけ絵や文字をかかなくて済むように、得意な人にお願いするなどしていました。
それが最近では毎朝イラスト練習をしているし、ノートにメモを取るときに意識的にイラストを使うようにしています。
自分にはぜったいムリだと心の底から思っていたデザインにも興味が出てきて勉強中。
絵やデザインの仕事もできるようになったらいいなぁと考えています。
文章を書くことについては、そもそもあまり得意ではなかったけれどこうしてブログを楽しんでいたり、ライターとして記事を書くこともするようになりました。
以前は「ライターになりたいから、自分に書ける分野ならよろこんで引き受けよう」と考えていたのですが、今は本当に書きたいと思えるテーマを自由にかいていくことを楽しんでいます。
今後は自分とクライアントの求めるものが合うお仕事が受けられるように、文章の勉強をしつつ、自分に書けることを増やしたり視野を広げています。
どちらもモーニングページを始める前の自分には考えられなかったことで、わたし自身驚いています。
モーニングページの効果4 ひらめきが増えた
以前よりおもしろいことをひらめく回数が段違いに増えました。
わたしはストレングスファインダーでTOP5に着想をもっています。
が、結果をみたときは衝撃でした。
ひらめきとか、新しいアイデアを生み出すことはわたしにとって大の苦手で、できる限りやりたくないことだったからです。
モーニングページを書いていると、これまで自分が考えたこともないワクワクするアイデアがノートに書かれていくことがあります。
わたしが思いついたというよりは、頭の奥から自然に引き出された感覚です。
しかも、おもしろいアイデアが書かれる頻度はどんどん増えているんです。
モーニングページを書き続けてきたのは、「今日はなにかおもしろいアイデア浮かぶかな?」と楽しみにしているのも大きな理由になっています^^
モーニングページの効果5 自分が書いたことに救われる
モーニングページに書かれている文章を読み返していると、自分が救われる瞬間もでてきます。
ノートを読み返していると、悩みの答えや、考え事のヒントを発見できることがあるんです。
不思議な感覚ではあるけれど、「自分のなかにちゃんと答えはあるんだなぁ」と気づかされる瞬間です。
モーニングページは自分の棚卸しと自己分析の習慣
いかがでしたか。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されているモーニングページで変化した人たちの紹介を読んだとき、わたしは「話を盛っている」と感じたんです。
あるワークをやったからって、普通の人が急に歌手になったり画家になったりすることなんてありえない。たまたまだろう、と。
でも今は、本に書かれていたことはウソじゃなかったんだなぁという思いの方が強いです。
モーニングページは1回だけしてみてもブレインダンプになってスッキリ感を味わえます。
繰り返すと毎日自分と向き合い、自分の棚卸しと自己分析を深めていくことができます。
用意するのは紙とペンだけ、朝の短時間で得られる効果としては大きすぎます。
今振り返ってモーニングページを始める前の自分と比べてみるとわたし自身信じられないような気持ちがしていますが、みなさんにもぜひ体験してほしいおすすめのワークです。
さっそく明日の朝から試してみませんか。
「モーニングページのことをもっと知りたい」「やってみようか悩んでいる」という方は本もあわせて読んでみることをおすすめします。
以上、モーニングページの効果についてでした。
モーニングページの記事はこちら▼