平成→令和のスペシャルな10連休ゴールデンウィークは、宇宙Sixを見るために『のべつまくなし』に通う日々でした。
脚本や、出演者の演技、音楽など、すばらしい点はたっくさんあったのですが、一番強い想いは「30-DELUXの皆さんありがとう!」という感謝の気持ちでした。
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30-DELUX featuring 宇宙Sixで、これ以上ないくらい魅力を引き出したステージをつくってくれた!
30-DELUXと宇宙Sixのお仕事は今回が2度目。
前回の舞台『スクアッド』も今回の『のべつまくなし』も、featuring 宇宙Sixという形での出演でした。
ジャニーズ事務所に入所してからたくさんのお仕事をしてきた彼らですが、グループとしてこんなに推してもらったお仕事はこれまでにありません!
30-DELUXと宇宙Sixがタッグを組み、事務所を越えて絆を見せたスクアッド
スクアッドでは、30-DELUXと宇宙Sixのメンバーが一人ずつペアとなり、悪い妖怪から平和を守るというストーリーでした。
それぞれのペアに見せ場のシーンが用意されていて、公演を追うごとにタッグを組んでいる二人の関係性が深まっていることが客席から感じ取れる素敵な舞台でした。
のべつまくなしでは、宇宙Sixメンバーそれぞれの見せ場と歌を用意してくれた!
昨年の「スクアッド」でも十分すぎるくらいでしたが、今回の「のべつまくなし」では、宇宙Sixの取り上げ方がさらに良くなっていて驚きました。
ストーリーの中心となるのは、宇宙Six江田剛くんの演じる近松門左衛門。
近松を支えるのが、同じ日に入所して以来長年一緒に仕事を続けてきたメンバーの山本亮太くん演じる紀伊国屋文左衛門。
そして赤穂浪士でメンバーをまとめる熱い男・堀部安兵衛を原嘉孝君、正義感の強い町奉行・大岡越前を松本幸大君にと、どの役もそれぞれの場所で一生懸命に生きるカッコいい役でした。
さらに、今回は掛け持ちのSnowManの一員として滝沢歌舞伎に出演中の目黒蓮くんにまで、近松門左衛門を見守り、口は悪いけれど励ましてくれる人形役として声だけ出演。
ひとりひとりに合う素敵な役をつくってくれてありがとうございました!;;
役はもちろんのこと、特にうれしかったのは、一人一人にソロで歌うシーンを用意してもらったこと!
作品の進行に合わせつつも宇宙Sixのメンバーそれぞれの個性や魅力がぎっしり詰まった曲を舞台でスポットライトを浴びながら歌うのを見られたこと、うれしくて涙が止まりませんでした。
江田剛くんが歌ったのは、作品後半で披露される曲『わたしだけ』。
江田くんの、優しさやあったかさ、影の努力、周囲の人に愛されるキャラクターが感じられる歌詞とメロディー、演出に感謝が尽きません!
東京千秋楽 大切なステージを宇宙Sixの自由に使わせてくれた
「のべつまくなし」は、東京・名古屋・大阪・北九州と全国4か所で公演されます。
10連休最終日の5月6日は東京公演の最終日でした。
東京千秋楽の公演では、
と、やりたい放題。
目黒君がレビューショーの曲に登場した時には
メンバーとはいえ、出演してない人がステージのセンターに立つなんて!
と驚いたし、
林翔太君をステージ上に呼んだときには
「うれしい!けどもうメンバーじゃないし、スクアッド中の脱退でご迷惑かけたのに;;」
とハラハラしました。
どこまでが打ち合わせしていたことか分かりませんが、宇宙Six以外の方からの挨拶は「時間の都合で、全員同時に言います!」という斬新な形に。
出演者全員にとって特別な時間なのに、出演していない人がステージに立って話すなど、30-DELUXやほかの方のファンからしたら「いったい何なの?!」と怒られても仕方がないと思います。
江田くんと亮太君についてThey武道の頃から応援してきた立場から、一生懸命舞台に立って自分の役目を目立たなくても果たしてきたのに目立つ役の人だけが舞台挨拶などで取り上げられることの切なさを何度も何度も感じてきました。
たとえば、滝沢歌舞伎には江田剛君が何年も出演えしてきたのでわたしも長年通いましたが、主演の滝沢さんが代表で挨拶し、次に挨拶するのはSnowManだったとき。
たしかに目立つ役は演じていないけれど、五右衛門がはしごの上でパフォーマンスするとき、はしごのバランスを指示していたり、黒子になって龍を動かしていたりと、陰でこんなに支えているのに全く取り上げてもらえないことをとても残念に思っていました。
大千秋楽でないとはいえ、出演者の方からお話が聞ける大切な機会を宇宙Sixメインの時間にしてくれたことを心底ありがたく思っています。
同時に、亮ちゃんがちょっとやりすぎちゃって申し訳ありませんと代わって謝りたい気持ちです。
withでなくfeaturingを選んでくれた30-DELUXありがとう
「スクアッド」「のべつまくなし」はどちらも30-DELUXの舞台です。
宇宙Sixは、featuring 宇宙Sixという形で参加させてもらっている立場。
スクアッドのときには、『with』の印象が強かった2グループだけれど、のべつまくなしを見て、30-DELUXがfeaturingという言葉をあえて選んで使ってくれていることを強く意識しました。
フィーチャリング (featuring) は、特定の人物・事柄などを特色として際立たせること。フィーチャー。featuringはfeatureの現在分詞で、日本語では「特集」を意味し、音楽界では「客演」の意味で使われる(ただし、映画での「Featuring ○○」の表記は「○○主演」を意味する)。
質の高い仕事をしているのに、世間に見つけてもらう機会をなかなかもらえない宇宙Sixを選んで、大切に可愛がってくれてありがとうございます。
「笑って、泣けて、考えさせられて、カッコいい」というテーマのもと、いい作品をつくろうと真剣にお芝居に臨む劇団の姿勢に、宇宙Sixの仕事のしかたと通じるものを感じています。
今後も30-DELUXと宇宙Sixとで素敵な仕事をたくさん生みだしてほしいと願っています。