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【書評レビュー】樺沢紫苑「アウトプット大全」続けた私の現実世界の変化

昨年の発売から大ヒットし、常にベストセラーランキングに入っている『学びを結果に変えるアウトプット大全 』

 

個人がだれでも情報発信できる今、アウトプットする力はみんなに必要です。

 

アウトプットに苦手意識のある人全員が一度は読むべきこの本では、アウトプットをするメリットやコツを具体的に紹介。

 

わたしは2018年8月の発売以来何度も読み返してきましたが、今回再読してためになった部分をまとめます。

アウトプットを続けると圧倒的が出る!という著者・樺沢先生。

おっしゃる通り数か月アウトプットを心がけてみたわたしの変化も紹介します。

 

 

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アウトプットは話す・書く・行動するで現実世界を変える方法

はじめに、なぜわたしたちはアウトプットすべきなのかについて書かれています。

 

樺沢先生によると、インプットとアウトプットの関係は次のとおり。

 

  • インプット=入力
  • アウトプット=出力

 

話す・聞くのインプットでは、自分の中に知識を新しく取り入れたり、蓄えたりすることができます。

でも、インプットで変わるのはあなた一人の頭の中(脳内世界)だけ。

 

一方、話す・書く・行動するのアウトプットではどうでしょう。

アウトプットは外に働きかける動き。自分の中だけでなく身の回りの現実世界を変えることができるんです。 

 

 

自分を変えたくて勉強したり本を読んだりしている人は少なくありません。

ただ、インプットだけでは自分のなかみしか変えることはできません。

自分を変えたかったら、自分の周りを変えること=アウトプットが必要です。

 

樺沢紫苑先生が教えるアウトプットの6つのメリット

『アウトプット大全 』のなかで著者の樺沢先生は、アウトプットのメリットを6つ紹介。

 

  1. 記憶に残りやすくなる
  2. 行動が変わる
  3. 現実が変わる
  4. 自己成長する
  5. 楽しい
  6. 圧倒的結果が出る

どれも魅力的で、見ているとアウトプットがんばろ!と思えます。

 

アウトプットすると意味記憶からエピソード記憶になる

メリット1の「記憶に残りやすくなる」理由は、取り入れた知識がエピソード記憶になるからです。

 

テストのために覚えるような意味記憶は、覚えにくく忘れやすい

わたしたち人間は、毎日大量の情報を取り入れています。

目・耳・鼻など、感覚器官から入ってくる情報すべてを覚え続けていることは意味がないしムリなので、眠っている間に必要がない情報は消されます。

 

単純に暗記した記憶を意味記憶といいます。

授業で「暗記しなさい」と言われた偉人の名前とか、数学の公式は意味記憶です。

こういうのって、すぐ覚えにくいし、覚えてもテストのときに忘れてしまったという経験はないですか?

意味記憶は、覚えにくくて忘れやすい記憶なんです。

 

エピソードがついた記憶(エピソード記憶)はチャンク化されるので忘れにくい

意味記憶は、アウトプットすることでエピソード記憶に変わります。

覚えたいものに、ストーリーをもたせるとエピソード化されるからです。

 

教科書の偉人の名前を覚えようとすると覚えにくいけれど、実際に偉人と会って握手したとしたらどうでしょう。

その人の名前、絶対に忘れなくないですか?

「〇〇で会って握手してもらった」という情報は、その人の名前がセットのエピソードになります。

出会って握手してもらうという行動はアウトプット。

エピソードになって結びついた記憶はチャンク化され、脳が忘れないように記憶をちゃんと保管しておいてくれるようになります。

 

▼チャンク化についてはこちら

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わたしの場合:インプットしたことをブログに書いてアウトプットするようになってからの変化

わたしが本格的にブログを書き始めたのは『アウトプット大全 』をはじめて読んだ時よりあと。

初めて読んだ去年の夏は、インプット:アウトプット=9:1くらい。

インプット大好きで、アウトプットなんてほぼしていませんでした

 

 それが、アウトプットがんばろう!と思うようになって、ブログに「書く」ことを始めたらたくさん変化がありました。

 

変化1 読んだ本の内容など、インプットしたことが記憶に残りやすくなった

以前から、本を読んだりネット検索をしたりして知らないことを学ぶことが好きでした。

が、調べると満足してしまいどんどん忘れていました。

 

それが学んだことをブログに書くようになってから、読んだ本の内容や、記憶に残った部分が自分の知識になって頭の中に定着しているのを実感。

本と本の共通点などが見つけやすくなりました^^

 

変化2 アウトプットの癖をつけたら、行動できる自分になってきた

たとえば、参加したいイベントを見つけたとき。

以前のわたしだったら「行きたいなー行けるかな。今のところ予定はないけど。でもこれから予定入るかもしれないし。どうしよどうしよ。」などと、悩んだ末に行かずに終わってしまっていました。

 

それが、今だったら「行きたいな。予定は・・・特になし!よし、申し込んじゃお!」と、行きたいと思ったところに行ける自分になったと感じます。

 

その他にも、やりたいと思っていたこと・読みたいと思った本など、したいと思ったことに手をつけるまでの時間がかなり短縮され、行動力があがっています。

 

変化3 現実が変わって、仕事に行くのをやめた

樺沢先生の言うとおり、アウトプットを意識していたらわたしの周りの現実も少しずつ変わってきました。

 

一番大きい現実の変化は、仕事に行くのをやめたこと!

 

アウトプットを意識していたら、これまでと違う情報がたくさん入ってくるようになりました。

結果、考え方がどんどん変わってきまして。

なりたい自分を考えたときに、「今の職場にいっている自分は、なりたい自分ではないな」と。

 

仕事の悩みはずーっとありましたが、ついに行くのをやめると決められたのは、アウトプットの力も大きいと思っています^^

 

アウトプットを続けると、本当に現実世界が変わる

『アウトプット大全 』をはじめて読んだ時、いろんな発見と驚きがありました。

インプット:アウトプット=3:7とか

 

 実際に自分のペースで続けてみて、少しずつですが確実に周りの景色が変わっているのを感じています。

 

「自分を変えたい」と思いつつインプットばかり頑張っていたわたしを、アウトプットは確かに違う世界に連れて行ってくれそうです。

 

違う世界を見てみたい方、一緒にアウトプットがんばりましょう^^

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