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ストレスを避ける生活を続けていたら、不幸になってしまった話

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ストレスのない生活って憧れませんか?

イライラしたり落ち込んだりするできごとや人に全く出会わない毎日。

 

教員をしていたときひどいストレス状態に追い込まれたのをきっかけに、ストレスの元になりそうな仕事や人をできるだけ避けるようになりました。

 

そういう生活を続けてきた結果、気づいたら不幸な毎日を送っている自分に気が付きました。

ストレスは避けてはいけないという研究結果がでていますが、本当そのとおり。

 

わたしのような方がへるように、不幸になった体験談を書いてみます。

陥りがちですので、みなさん気を付けてくださいね。

 

 

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ストレスを避ける生活を続けていたら、代償は悪影響ばかりだった

きっかけは、ある年担任した学級に理不尽な保護者がいたことでした。

毎日のひどいストレスが原因で心の不調におちいり、一時は仕事を休職するほどに。

 

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仕事復帰したあとも保護者トラブルがこわくなってしまい、家庭とのやりとりが少ない担任外の仕事を担当させてもらっていました。

 

担任外の仕事は保護者とのやりとりは少ない代わりに、いろいろなクラスに行くので多くの児童と担任教師とのやりとりが必要な立場。

 

こどもたちとの関わりは問題がありませんでしたが、授業のあるクラスの担任の先生や管理職とうまくいかないことがありました。

仕事だからある程度は我慢しなければと思いつつ、こどもたちのプラスにならないようなことをしている先生のクラスに入ることはつらかったです。T2だったので、担任の先生を差し置いて前にでることもできず、もやもやすることが多くなりました。

 

「イヤなことをガマンすると損するばかりだ」と学習したわたしは、うまく関係がいかない先生との授業をなくしてもらうなどの配慮をしてもらっていました。

 

そうしてストレスの元になるものや人を避けるようにして生活していました。

 

その結果、ストレスのほぼない仕事環境を手に入れましたが、行きついた先はノンストレスの快適な生活なんかではなく、悪影響ばかりの残念な日々でした。

 

 

ストレスを避ける生活を追い求めると、大きな代償を伴い不幸になる

 

ストレスのない生活を追い求めると、不快な思いをすることは減りますが不幸になります。

 

実は、わたしたちがストレスの悪影響だと思っていることはほとんどがストレスを避けようとするせいでおきるそうです。

 

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』によると、ストレスを避けていると起こることは

  • 充実感の低下
  • 人生に対する満足度の低下
  • 幸福感の低下
  • 孤立する
  • 「つながり」や「帰属意識」が低下
  • 心身の疲労困憊
  • うつ病になる確率が上がる
  • 職場や家庭で争いごとが増える
  • 失業や離婚の確率上がる

などなど、悪いことばかり。

 

実際わたしは、この中の多くのことを実感しました。

 

ストレスを避け続けたわたしに起こった不幸 職場にいられなくなった

職場で担当する仕事や関わる人を限定していったところ、まず仕事のやりがいや帰属意識がなくなりました。

これまでずっとクラスの担任をしてきて、クラスの子たちのためにという想いで働いてきましたが、受け持ちのクラスがなくなり何のために仕事をすればいいかわからなくなってしまったんです。

自分なんていなくてもいいと思うようにもなりました。

 

イヤなことが多く目につくようになり、どうしても関わらなければならない職員さんとは何度か意見がすれ違ってもめることもありました。

 

どんどん自分に与えられる仕事が減っていく感覚があり、みんなが忙しくしている中で自分はまだ勤務時間なのに特に仕事がないという日も。

 

職場に自分がいること自体が迷惑にしかなっていないように感じるようになり、最後にはつらくて職場にいられなくなってしまいました。

 

ひたすら快楽のみを求め、痛みを避けようとする人には、深みや意味に欠けた、仲間のいない人生しか手に入らない

いかがだったでしょうか。

ストレスを避けると快適な生活が手に入ると思いきや、さまざまな代償があることが分かってもらえたでしょうか?

 

ストレスを避ける代償はたくさんありましたが、まとめると次の3つになります。

  1. 機会を逃す
  2. 逃げてしまう
  3. 自分の将来に限界を設ける

 

しかも怖いところは、なぜ自分のいる状況が悪くなってしまったのか理由が分からない事。

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』でストレスに関する研究を知るまで、わたしはどうして自分がこんな最悪な状況にいるのか理解ができませんでした。

 

わたしたちにまずできることは、ストレスは悪いことばかりでなく、わたしたちにプラスにも働くと知ること。

 

わたしのようにストレスを避けるのではなく、ストレスは上手につかっていきましょう。

 

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