「書く」が上手にできるようになりたいな。
ここ数か月でそう思うようになりました。
レベルアップのため文章術の本をいくつか読み、これは!!と思った本の、これは!!という部分をご紹介します。
きっかけは「自分を知りたい」
自己理解とインプットに努めた日々
最近、自己分析・自己理解に努めています。
- この仕事、きらいではないけれど、働き方はすきじゃない。
- もっと自分を生かせる仕事をしたいな。
- 自分を生かせるって、わたしには何があるんだろう。
- もっといい自分になりたいな。でも、それってどういう姿?
こんなことばかり考える日々。
転職して環境を変えるのもいいな。
でも、自分が求めていることを知らないままでは、どこに行っても変わらない気がする。
このままだと、いつまで経っても何となく不安や不満をかかえたまま時間を過ごしてしまう。
自分が行動しないと、何も変わらないな。
そう思って、慎重さがあってなかなか動き出せないわたしが始めたのが、インプットでした。
インプットするだけでは意味がない
もともと本もインターネットも大好きなわたしは、手当たり次第にほしい情報を摂取し始めました。
ネットで見つけた人のセミナーにも参加してみて、とにかく自分の求めている答えに近づこうともがく毎日。
気づいたことは、みんな言っていることは同じだという事。
情報は、収集し続けていても意味がない。
使っていかなくちゃ。
情報を得るだけで、自分が前よりレベルアップした気持ちになりました。
でもそれだと、変わったのは自分の頭の中だけ。
現実を変えるには、頭の中にインプットしたものをアウトプットしていかなければいけません。
ただ、このアウトプットというのがなかなか難しい。
自分のフィルターを通して外に出すことがアウトプットですが、 わたしには、この技術が足りません。
文章を上手に書くための本をいくつか読んで勉強して、これは実際にすぐやっていこうと思う技が2つ見つかりました。
文章術1 『書かない』
読んだ本はこちら。
メンタリストDaiGoさんの、人を操る禁断の文章術。
DaiGoさんは、1日に本を何十冊も読む読書家。
そして、何冊もの本を書いている作家でもあります。
他の本もそうですが、科学的なデータに基づいた知識を論理立てて説明しています。
そんなDaiGoさんによると、『文章とは、読み手を行動させるために書くもの』とのこと。
文章でもメンタリズムを応用させて、人を動かせるという視点はもっていませんでした。
目から鱗。
この本からは、まさかの「書かない」いうテクニックを学べます。
文章術の本なのに。
例えば営業の人が、自分の会社の商品をゴリゴリに薦めてくるとき。
「うわーこの人めっちゃセールスしてくるわー」って思うと、商品には興味があったとしても、書いたい気持ちがなくなりませんか?
これを、「ぜひこれを買いたい!」って思わせることが必要。
そのためには、「買ってください!」って言ってしまってはダメなんですね。
知らなかった…
自分の言いたいことの押し付けはダメ。
相手の立場に立って、相手の言いたいことや求めていることを書く。
それが相手に届く文章なんです。
文章術2 『二股かけると失敗する』
話題を変えて恋愛のテクニックになったのではありまあせん、文章の書き方の話です。
読んだ本はこちら。
マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~
- 作者: 前田安正
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/04/19
- メディア: 単行本
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マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~は、就活する大学生・すずが、謎のおじさんに弟子入りして文章を学んでいくというおもしろい構成。
本屋でパラパラと立ち読みをして購入を決めたときにはまったく気づかなかったのですが、自分もおじさんから教えてもらっている気持ちで読み進められます。
文章術の本ですが、文章はあっさりとしていて読みやすかったです。
一方肝心の内容は、しっかりと詰まっていました。
さすが『文章術の本』という感じの印象。
二股かけると失敗するというのは、この本のLESSON 15のタイトルより。
文は、ついつい長くしがちです。
たいせつなのは、
- 一つの文は一つの要素で書くこと。
- 要素が増えたら、文を分けること。
たしかに、文が長くなると、主語と述語がずれて、文がねじれます。
しかも、一生懸命書いているのに、自分でもなにが言いたかったのか分からなくなるということが起こります。
読んでくれる人の側からしても、長〜〜い文って、読む気しないですよね。
分かりやすく書こう、伝わるように詳しくしようと思うと、ついつい文が長くなってしまいます。
ブログは1000文字〜長文の方がいいという話も聞いて、ついつい長く長くと思っていました。
でも、どれだけ長く書いたって、読む気のしない文章だったら誰も読んでくれないですもんね。
文な短く、箇条書きのように書くこと。
それを連ねて文章をつくっていくこと。
文章をつなげるコツは、前の文で足りないことを足していくイメージで。
それを心がけると、長い文章になっても軽さがあって、読みやすくできるんじゃないかなぁと思いました。
このマジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~では、最後には主人公のすずが、学んだ文章術を生かして就職活動のエントリーシートを書き上げます。
これが個人的にはとっても為になる。
一般的な就活をしてこなかったから、わたしはESもまともにはつくったことはありません。
今、自己理解・自己分析をしているのは、エントリーシートを書く就活生のしていることと同じこと。
自分の魅力を十分に伝えられるように、自分を理解して、文章力も高めたいなと思っています。
文章は、自分のためでなく読んでくれる人のために
動き出すためには、とにかく知ること。
自分のこと。 自分がいいなと思う生活をしている人のこと。
とにかくインプットしたことは、アウトプットして自分のなかにきちんとたくわえていきたい。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)によると、インプット:アウトプットは3:7でちょうどいいそう。
さすがにこの割合には驚きました。
でも、外に出すつもりでインプットすることを心がけていきます!
今回のこのブログの文章自体を、2つの文章術を心がけて書いてみました。
果たして、少しは実践できているのでしょうか??
日々レベルアップできるように頑張っていきます。
届く文章がつくれるように、本を読み返して実践あるのみ!