「あなたには、あなたの想定を遥かに超える可能性があります」と、コーチングのプロ・三浦翔さんはいいます。
今の自分を変えたい。
そう思っている人に向けたヒントが三浦さんの著書『自分を変える習慣力』に書いてありました。
今回、早起きを習慣づける朝渋knockに参加することにして、推薦図書として紹介されたこの本に、自分を変えるためのキーワードとして紹介されていた習慣化と潜在意識。
モーニングページなどを続けるなかで潜在意識を上手に使うことが自分にプラスになるとちょうど感じていたタイミングでこの本と出会えたのはラッキーでした。
自分を変える方法と順番、しくみなどを、『自分を変える習慣力』を読んだ学びと考えを交えて順にお話していきます。
- 自分を変える習慣力とは?
- 自分が変わるのは、行動が先 意識はあとから
- よい行動は続けると習慣に 無意識でよい行動できる自分に変わる
- 自分を変えるために心がけたい行動・考え方
- 自分を変える習慣力とは、小さな行動の積み重ね
- 自分を変えたい人におすすめ図書
自分を変える習慣力とは?
自分を変えるには、今の自分を変えていかなければいけません。
具体的には行動と考え方の2つが変わると「わたし変わったな」と自覚できるはずです。
でもわたしたちに魔法は使えないので、はじめは小さなことから少しずつ変えていくしかないですよね。
そのスタートが良い習慣を1つ身に付けることです。
まず習慣を一つ身に付ける そうすると自分が変わり始める
まずは習慣を一つ身に付けることから始めましょう。
すると習慣をきっかけに自分が変わり始めます。
『自分を変える習慣力』では、朝5時半起きを始めた男性のエピソードがありました。
人生に行き詰まり感をもっていた男性が早起きを始めたことで
- 家族との充実した時間
- 英語や読書でスキルアップ
- 運動で健康に
- 禁煙・禁酒
- 仕事のモチベーションアップ
- 職場の人間関係もよくなった
とすてきな人生を手に入れたそうです。
早起きという一つの習慣を身に付けて、そこから雪だるま式に人生が良くなっていく。
夢みたいだけど、自分を変えたいと思ったら小さなことから変えていくしか方法はないんです。
1つの「スイッチとなる習慣」のよい影響が波紋のように広がっていく
自分が変わるのは、行動が先 意識はあとから
自分が変わったと感じられるのは、行動と考え方が変わったと自覚できたときですよね。
じゃあ、行動と考え方はどちらから変えていけばいいの?というと、まずは行動を変えていくことが先決。
なぜなら行動が変わると、考え方は自然と変化していくからです。
たとえば、毎日寝坊してギリギリになるイヤな朝を過ごしていた人が早起きを身に付けたときの心の変化を考えてみます。
朝寝坊していたときは、
- やばい!遅刻しそうで時間がない
- もっと眠っていたい
- 仕事に行くのがめんどくさい
- どうして寝坊してしまったんだ・・・
焦りとか後悔とか、朝からネガティブな気持ちで1日がはじまります。
これが早起きが身に付くと、1日のスタートがポジティブになると推量します。
- 今日も時間に余裕をもって起きられた
- 朝のうちに〇〇をしようかな
- きちんと身支度を整えて家をでよう などなど。
早く起きるという行動を変える。
すると、朝起きたときの気持ちが変わる。
よい行動を増やして、よくない行動をへらしていけば、いい気持ちで過ごせる時間の割合が増えていきます。
いい気持ちで過ごしたかったら、まずは行動を少しずつ変えていくことですよね。
わたしも早起き始めました▼
よい行動は続けると習慣に 無意識でよい行動できる自分に変わる
よい行動を習慣にするには、最初は違和感があります。
違和感の原因になるのが潜在意識です。
潜在意識は、わたしたちが意識して考えている顕在意識の20000倍も強いそう。
- 早起きしたいと思っているのに、二度寝してしまう
- ダイエットしたいのに、お菓子を食べてしまう
- しめきりが迫っているのに、つい後回しにしてしまう
などはすべて、顕在意識が潜在意識に負けている証拠。恐るべし潜在意識…
わたしたち(と顕在意識)は自分を変えたいと思っていても、潜在意識は変化を嫌がって邪魔しようとしてきます。
なのでわたしたちが自分を変えるためには、潜在意識を味方につけながら新しい習慣を身に付けていかなくてはいけません。
潜在意識を味方につけながら自分を変える方法
自分を変えるには、潜在意識を書き換えることが必要です。
方法は、少しずつの変化を続けて徐々に潜在意識を書き換えていくのがいちばんです。
変化が苦手な潜在意識がも小さな変化なら受け入れられます。
潜在意識が変化して習慣が身に付くまでには平均66日というデータがでているので、ゆっくりと気長に時間をかけて自分の体と潜在意識に新しい習慣をしみこませていくのがよいですね。
習慣になると無意識で新しい行動がとれるようになります。
古い習慣が出なくなるまで、ゆるりと続けていきましょう。
習慣化への取り組みを始め、違和感のある1日というのは、それだけチャレンジをしている証拠であるとも言えます。これはむしろ歓迎すべきことです。
違和感というと、ネガティブなワードととらえがちですが、それはチャレンジの証であり、変化の前兆でもあるのです。
自分を変えるために心がけたい行動・考え方
『自分を変える習慣力』では、自分を変えるために身に付けたい習慣が具体的に紹介されています。
正直ほかの本にも紹介されていることが多く、新鮮さはなかったのですが、
- 自分の考えを自分の言葉で語れるようにする
- 必要以上にネガティブにならず、ものごとを積極的・生産的にとらえてみる
などはわたしに足りてないなと感じたので、取り入れてみます。
それから、
- コンフォートゾーンを出て脳力を上げるために普段やらないことをやってみる
については、最近強化中なのですが、いっそう積極的にいろいろ試してみたいと思いました。
今もクイズ・世界遺産・絵・文字など、これまでやってこなかったことに興味があってスキルアップをはかっています^^
自分を変える習慣力とは、小さな行動の積み重ね
「自分を変えたい!」の答えがほしくてこれまでいろんな本や雑誌・イベントなどに参加してきました。
『自分を変える習慣力』を読んで、結局答えは「小さく少しずつなりたい自分に近づいていけ」なんだなぁと再確認。
最初は違和感があっても、なりたい自分がすべき行動を1つ習慣化してみる。
そのうちにすっかり馴染んで、「新しい習慣をもっている自分」が当たり前になる。
そうしてるうちに考え方も変わって、もっといろんな部分がだんだん大きく変わっていく。
「自分を変える」ってそういうことみたいです。
何かを学んでいるときは、最初はなかなか成長が感じられなくてしんどいけれど、ある一点をこえると一気に伸びていくと言われています。
その点(ティッピングポイント)がいつ来るのか楽しみに、ゆったりした気持ちであせらず少しずつ変わっていく自分を楽しみましょう。
ティッピングポイントをこえられたら、指数関数的にぐんぐん変わる自分が待っています。きっと。
自分を変えたい人におすすめ図書
優しい文章でさくっと読めます。
習慣をつけるモチベーションがほしい人には特におすすめ。
KindleUnlimitedで無料なのでぜひ。
モチベーションは上がっても、続けるのが難しいのが習慣化。
具体的な方法を詳しく知りたいならメンタリストDaiGoさんの『 超習慣術』がベスト。
最新の研究データから、ムリなく習慣をつくれる方法を分かりやすくまとめてくれています。
「これならできそう」と思えるのがとてもいいです。
上記はさくっと分かる図解ですが、詳しく読みたい方はこちらから▶スタンフォードの自分を変える教室
受講者の97%もの人生に影響を与えたというこの本。わたしも昨年読んでだいぶ行動力があがりました。
今まで知らなかったこと・勘違いしていたことがもりだくさんで読んでいて驚きがいっぱい。
ぜひあなたも人生変えてみませんか?
以上、自分を変える習慣力についてでした。ではまた^^
習慣で自分を変えたいなら
▶習慣の力を使いこなして結果を出している成功者たち|ルーティンの鬼に学ぶ