読書は好きだけど、勉強は嫌い。
そういう人は多いですよね。
好きな本を読み進めるように勉強が楽しくできて、しかも知識がきちんと身についたら素敵だなって思いません?
わたしはもともと本が好きなのですが、今年は知識欲が強くて、読書時間をたくさんとっています。
そんな中で起こったのが、『せっかく本は読んだのに、中身はほとんど覚えていない問題』。
今年のわたしの場合、本を読みたいのは知識を増やしたいから。
それなら、本の内容を知識として定着させられる方法が知りたい!と、読書術を勉強するようになりました。
読書術は、勉強として使える!
読書術の本をたくさん読む中で、『読書法はすべて、勉強法に応用できる』ということに気が付きました。
例えば、速読という読書のしかたがありますよね。
読んで字のごとく、本を「速」く「読」むことです。
今は塾で速読を教えているところもあるそうです。
速読をすると何がいいのか。
それは、
・その本の要点を短時間で掴むことができる
・自分にとって必要なところをじっくりと読める
・1冊にかける時間が短くなるので、よりたくさんの本を読むことができる
ということです。
速読的学びで理解力アップ
勉強も、速読的にやってみると理解力がぐっと高まる効果があります。
学校で、毎時間毎時間の授業で習ったことは分かるのに、まとめの問題やテストになるとできないという経験はありませんか?
この勉強方法は、読書に例えると1ページ1ページをじっくり味わいながら精読していくのと同じです。
その場面場面のことは話にのめり込んでよく理解できているはずです。
でも、じっくりと時間をかけて本を読み進めていると、ページが進むにつれて本の前半の方にでてきた設定を忘れてしまい、「あれ?この人誰だっけ?」なんてことがよく起こります。
一方、速読的な学習では、細かいことは気にせず、要点だけを掴んでいきます。
勉強すべき単元すべてをざっくりと見通して、単元全体のポイントを掴むこと。
先にそれをすることで、単元の中で覚えるべき細かいことの意味や重要さ、どの部分に関わることなのかを理解しながら学習を進められます。
速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド
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ミクロ→マクロではなく、マクロ→ミクロへ
学校の教科書のような精読的な学び方よりも、速読的な学びを先にすることで、同じ内容をおぼえるのにかかる時間もずっと短くなって、なおかつ忘れにくくなります。
ぜひ、速読的に全体を見てから細かいところを勉強していく学習法で、楽しく楽に学んでいきましょう。