こんばんは。
この日は貸切公演の日。
昼夜2公演ありましたが、どちらも『青雲』『毎日香』などのお線香で有名な日本香堂さんの貸切でした。
対象のお線香を購入し、バーコードを貼ってハガキでの応募。
わたしももちろん申し込みしましたが、残念ながら招待チケットは届かず…
今回は、見事当選したお友達に誘ってもらいました。
目的はもちろん、小森康弘役で出演している、宇宙Sixの林翔太くん!
この日、2/8は林翔太くんのお誕生日ということもあり、ぜひ会場でお祝いしたかったんです。
お誕生日公演+初めての貸切公演ということで、どきどき。
至れり尽くせりなおもてなし
招待なので、チケット代12000円無料!
当日、チケットを座席券に引き換えたあと、日本香堂貸切公演の限定パンフレット(表示に社名と、中に挨拶文入り)とフレグランスのプレゼントをいただける。
中に入場するときには、お弁当とおーいお茶をいただける。
日付け入り!
開演10分ほど前には、社長さんからのご挨拶。
「今日は、林翔太さんの誕生日だそうで」と、わたしたちのアイドル林翔太くんのお誕生日にも触れてくれた!
ロビーで日本香堂の商品販売コーナーが設置。
終演後には、主演の渡辺えりさんとキムラ緑子さんへ、山盛りの日本香堂の商品を贈呈。
と、とにかく普段の公演には体験できないことが盛りだくさん!
しかも、招待とはいえど、本当に至れり尽くせりで、こんなにしてもらっていいのかしら…と心配になるほど。
日本香堂の社員さんたちも、紫+赤のハッピ姿でたくさんいらっしゃいましたが、皆さん笑顔で親切にしてくださいました。
公演が楽しくて素晴らしかったのはもちろんですが、日本香堂という会社への好感度が急上昇。
今後お線香は、生涯日本香堂のものだけ買いますと、心に誓って帰宅しました。
『返報性』という人間の心理
今回、2/8に林翔太くんの誕生日公演に入りたい!というだけで、それ以前には日本香堂という会社に特によくも悪くも特別な印象はもっていなかった訳ですが、たった1日でたくさんのファンをつくってしまった日本香堂。
わたしだけでなく、一緒に観劇した友人たちも、みんな揃って「もうお線香は日本香堂以外買えない」と言っています。
冷静に考えると、『返報性』という心理現象を上手に利用していらっしゃるなーと感じました。
返報性の原理とは
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。(Wikipediaより)
今回は、チケット代12000円にプラスして、1200円のパンフレット、お土産、1000円ほどのお弁当と飲み物と、きっと正規の価格だと、招待客一人あたりに15000円くらいのサービスをしてくれた日本香堂さん。
しかも、運よくとっても良いお席で応援しているタレントさんの誕生日公演を観劇できたという、特別な思い出つき。
ここまでくると、無意識のうちに日本香堂さんのファンになりますよね!!
そして、お線香買うなら日本香堂!ってなりますよね。
1人に15000円ってお金かけ過ぎでは?と心配になるくらいだけど、わたしのように、今はお線香を買うということがほとんどない人でも、考えてみたら日本に住んでいる限りいつかは絶対にお線香を購入する時が来ます。
そのときに、あの日招待公演に参加した人たちはきっと、お店に並んだたくさんの商品の中から意図的に日本香堂の商品を購入してしまうに違いありません。
そういう機会が将来的に何度あるか分からないけれど、それは15000円をこえていくと思います。
長ーい目で見て、絶対にプラスになるやり方だなぁと、たいへん勉強になりました。
学校でも返報性を上手につかいたい
今回の日本香堂さんのように、顧客をその企業のファンにしてしまうというのはとても上手な販売方法です。
これは、学校でも応用できるはず。
学校でも、やはり信頼関係をつくって、こどもや保護者の方に教員のファンになってもらう。
この先生の話は聞こうという気持ちが高まり、こども達には学力や生活力が付きやすくなる。
保護者の方とは、信頼関係があれば、学校のやり方を応援してもらえると思うし、保護者とのトラブル等も起きにくくなると考えます。
問題は、日本香堂さんがいろいろなサービスでもてなしてくれたようなことを、学校ではどうやって提供できるか。
お金をかけることが全てではないので、「これだけしてもらってるんだから」と思ってもらえるような方法を、あれこれ考えていきたいなと思います。
教師と児童・保護者の方みんなが幸せになれる方法のはず。
ということで、日本香堂の皆さん、素敵な1日をありがとうございました!
林翔太くんお誕生日おめでとうございました!