11月22日から公開中の『アナと雪の女王２』。
「アナと雪の女王２は、なぜ作られたの？」という疑問に、監督や製作スタッフは「前作を観た後、多くの人たちは疑問をもったままだったから」だと答えています。
その疑問とは次の二つ。
- なぜエルサは、魔法の力をもっていたのか？
- 前作のエンディングのあと、姉エルサと妹アナはどう成長し、どんな関係を築くのか？
１では描かれなかったアナ雪に残された２つの謎を解決すべくつくられたのが『アナと雪の女王２』となっています。
２つの謎がどう解き明かされていくのかが今作の見どころ。この記事ではかいつまんでお伝えしていきますね。
▼前作を観てからの方が物語を楽しめます
アナ雪２で解き明かされる疑問：なぜエルサは、魔法の力をもっていたのか？
雪や氷をつくり出すことができ、触れたものすべてを凍らせてしまう魔法の力をもった姉エルサ。
前作では、”禁断の力”を隠し続けてきたエルサが、力を抑えきれずにアレンデール王国を冬にして雪と氷の世界にしてしまいます。
氷をとかしぶじに王国に平和を取り戻すことはできたのですが、『なぜエルサは魔法が使えるのか？』については一切触れられませんでした。
登場人物のなかでエルサだけ魔法が使えるって不思議だよね
アナ雪２で描かれるのは、３年後の秋。
絆で結ばれ、楽しい日々を過ごしていたところ、不思議な歌声がエルサにだけ聴こえるようになります。
歌声の謎を解き明かす冒険の中で、エルサの旅を導く情報をもつ精霊たちと出会い
- 魔法の森の秘密
- 母の出身地
- 姉妹の両親が亡くなった理由
などが次々と明らかに。
物語後半で、エルサが魔法を使えるのには驚く理由がかくされていたことが判明します。
詳しくはネタバレとなりますので、こちらをご覧ください▼
アナ雪２で姉エルサと妹アナはどう成長し、どんな関係を築くのか？
『アナと雪の女王２』は、二人の心の距離が縮まり互いに信頼し合える自立した関係を築いていく物語になっています。
仲良しの姉妹がエルサの魔法がきっかけで疎遠になってしまった幼少時代
とっても仲のよい姉妹だった幼い頃の二人。
前作では、エルサが魔法でつくった雪のお人形を使ってお人形遊びなどをする可愛らしいシーンも描かれています。
しかし遊びの最中に運悪く、魔法がアナに直撃。アナの記憶からは魔法を消し、エルサは魔法の力を隠して生活し始めます。
凍ったアレンデール王国を家族愛で取り戻し、いつも２人一緒の仲良し姉妹に
「アナと雪の女王２」松たか子さん「イントゥ・ジ・アンノウン～心のままに」MV 60秒
前作では一時、魔法の力がコントロールできなくなったことをきっかけに姉妹の心の距離が遠く離れてしまいましたが、二人の“家族の愛”の力で平和を取り戻します。
今作『アナと雪の女王２』では、ストーリー前半では特にアナはエルサから離れるのを嫌がります。前作で氷のお城をつくり一人閉じこもってしまったこともあるので、一人にするのが心配なのでしょう。
その後中盤まではアナ・エルサ・オラフの三人で冒険を続けますが、ここから先は危険だと判断したエルサは魔法でアナとオラフを追い返し、別々の道を進みます。
エルサの魔法の力が弱まり、オラフが雪の結晶に戻ってバラバラになってしまうなど、一時は永遠の別れを思わせるシーンも。アナが一人になって悲しむ様子が胸にきます。
一人ずつで勇気をもって行動を アナとエルサは自立した信頼関係のある姉妹になっていく
結果、別行動をしたことが功をなして、二人が別々に活躍することで問題を解決。
ふたりの家族の絆は一層深まります。
アナ雪２のラストシーンでは、アレンデール王国は妹のアナに任せ、姉エルサは精霊の森を治めることとなります。
一見姉妹が再びバラバラになってしまったように見えますが、心が一層強くつながっているため、離れていてもお互いを信じて信頼していられる関係となったことが伝わります。
『アナと雪の女王２』は、二人の心の距離が縮まり互いに信頼し合える自立した関係を築いていく物語になっているのです。
アナ雪２は魔法の力の秘密を探す、エルサとアナの成長ストーリー
エルサの魔法の力の秘密を解き明かす旅を通して姉妹がより一層成長し、関係を深めていく『アナと雪の女王２』。
ディズニーならではのキャラクターの創り込みと、惹きつけるストーリーはさすが。ぜひ映画館で体感してほしい作品です。
以上、『アナと雪の女王２』が作られた理由と見どころについてのご紹介でした！
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