あなたのお部屋は片付いていますか？
部屋を片付けたい。もっとすっきり暮らしたい。
そう思っているのに、なかなかやる気が出なくて困っている。
そんな人、多いのではないでしょうか。
この記事では、自分の部屋を片付けなくちゃと思いつつも、長年実行できなかったわたしが、今や世界で活躍する片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん（こんまり）のときめきお片付けに挑戦。
まったく片付けられない系女子が、「できる訳ない」と思っていたこんまりメソッドに挑戦してみた結果をご報告します。
こんまり先生の本にはなかった、片付けられない女子的おすすめの方法もお伝えしますね。
思ってたよりずーーーっとハードル低かったよ
- こんまりメソッドお片付け ポイントはモノの種類別に残すものを決めること
- 片付けられない人でもできる！種類ごとにモノを集める方法
- 服を集め終わったら、次はとにかくときめくチェックで残す・手放すを決める
- 服の片付け祭り終了！手放す服は115着も！
- 片付けはシングルタスクで。１回に一つの動作しかしないから片付けられる
- 【片付けられない人向け】片付け祭りを終わらせるためポイント
▼さくっと読めるまんが版
こんまりメソッドお片付け ポイントはモノの種類別に残すものを決めること
こんまり先生のお片付け方法では、
- まずはとにかく捨てること
- 捨てがおわった後で収納を考える
というのが絶対。
とにかく部屋にあるモノをへらすことからスタート。
減らすときのポイントは、とにかく残すものを選ぶことです。
ここが断捨離との大きな違い！
部屋ごと・場所ごとのお片付けではなく、モノの種類ごとに一か所に全部集めて片付けるという教えを守り、今回は服の片付け祭りを開催しました。
片付けられない人でもできる！種類ごとにモノを集める方法
最初にして最大の難関は、家のなかにある衣類をすべて一か所に集めること。
クローゼットの中の服はもちろん全部出す。
あちこちに散らばっているものもすべて一か所に出して山にします。
普段から片付けをしているおうちなら、クローゼットの中身を出すだけで済むのでしょう。
が、片付けが苦手なわたしの部屋は、あっちにもこっちにも服が点在しています。
こんまり先生の本『人生がときめく片づけの魔法 』を読んだのは今回が初めてではないのですが、「こんな片付けできる訳ない」と思っていました。
モノを一か所に集めてからが片付けのスタートなんて、モノが多すぎるわたしにはできっこないと思っていたんです。
ビニール袋を使ってとにかく服を拾い集めよう
服をあちこちに置いてしまう人におすすめなのは、大きなビニール袋を使うこと。
部屋の荷物をよく見ながら、服を見つけたら拾う・拾う・拾う。とにかく拾うことだけを考えます。
「この服いる？」とか「この服はときめくかな？」とか考えるのは後回し。
袋がいっぱいになったらまた新しい袋を手に持って、服と思われるものがなくなるまで歩き回ります。
わたしは45Lのゴミ袋を使いましたが、全部で３袋分あつまりました。
服を集めるだけで１時間以上かかるんじゃないかと心配していましたが、時間にして15分ほどで終了。
「えっ、わたしにもできた！」と早くも小さな達成感を味わいました。
服を集め終わったら、次はとにかくときめくチェックで残す・手放すを決める
家中の服を集めたら、ベッドの上に大きな服の山ができました。
これまでのわたしだったら、この服の山を見ただけで嫌気がさしてしまいそう。
が、思ったよりも少ない労力で服集めに成功し、すっかり片付けスイッチが入りました。
一つずつ手にとって、サクサクと「これはときめく」「これはいらない」と判断していきました。
ごみ袋に集めてきた服を一袋ずつひっくり返して行ったので、片付け作業の進み具合を掴みやすかったのもよかったです。
「一袋目おわった！」「もう一袋終わった！」と、片付けが進んでいる感を味わいながら作業ができました。
研究でも、進んでいる感覚を持つことがモチベーションを保つのに効果があると言われています。
ごみ袋に集めてきてよかった‼
服を集めた場所は布団の上 片付けないといけない状況に自分を追い込む
服のときめき判断をしているときにやってよかったと思ったのは、布団の上で作業したこと。
その日のうちに片付けをして服の山をなくさないと、その晩眠る場所がなくなるからです。
正直、あまりの服の量に途中で片づけに飽きてきて挫折しそうになりました。
が、「この服を片付けないと、今晩おふとんに寝られない」と思うと、休憩をはさみつつも作業を終えることができました。
こんまり先生が一か所に集めることを勧める理由は、片付けを終えなければならない状況に自分を追い込む意味もあるのではないかと感じました。
服の片付け祭り終了！手放す服は115着も！
そんなこんなで、なんとか服の片付け祭りを終えました。時間にして約半日。
片付け祭りの結果、
- 捨てる服 70着
- 売る服 45着
で、この日１日で合計115着も手放すことに決めました。
一度にこんなに捨てたことないよ！
もったいないおばけが取り付いていて捨てられない病のわたしが、たった１日で100着以上も手放す決断ができたことに、我ながら驚きました。
こんなに手放したのに、それでもこの日ハンガーにかけてクローゼットに戻した服は69着。
クローゼットはまだまだハンガーが多く、服が苦しそう。「全部ときめく服！」とは言えません。
しかも、この日片付けたのはトップス・ボトムス・コートなどだけで、下着やインナー・くつした・タイツなどは手付かずの状態。
ジャージやＴシャツも別にしまってあります。
いったいうちには服が何着あるんだろう・・・
完璧にはまだまだ程遠い片付け祭り。
でも一回にこれだけ進められるのは他の片付け方法では体験したことがなかったので、個人的には途中で投げ出さずにやり終えられたことに大満足！
自身を「片付けの変態」という近藤麻理恵さんが長年実践しつづけて見つけた片付けメソッド、さすがでした。
片付けはシングルタスクで。１回に一つの動作しかしないから片付けられる
ごみ袋を使って服を集めることの良さは、一つの動作しかしないこと。
片付けが苦手・難しい！と感じてしまうのは、たくさんの作業をしなければならないと思うからです。
服を集める・要るか要らないか決める・収納するなど、片付け終了までにはすべきことがたくさんあります。
これらを全部一回でやろうとするから、「片付けめんどくさいな、やりたくないな」という気持ちがわいてきてしまいます。
最初はとにかく拾うだけ。
服を集めたら、次は残す・手放すの判断。
全部終わったら収納を考える。
１回に一つのことだけに集中してシングルタスク化すれば、難しさはかなり軽くなることを学びました。
【片付けられない人向け】片付け祭りを終わらせるためポイント
ときめきお片付けの基本はこんまり先生の著書を読んで学んでいただきたいのですが、片付けられない人だからこその本には載っていないポイントを３つ付け加えます。
- 袋を使って家中のモノを一種類だけ集めてくる
- モノの山をつくる場所は、その日のうちに片付けないと生活に困る場所
- シングルタスクで作業は一つずつ集中的に
こんまり先生の培った片付け方法を基本に、自分に合う方法を取り入れてムリなく片付けていくことが大切だと実感しました。
片付けのモチベーションが上がってきたら、まずは大きなゴミ袋を手に取るところから始めてみてください。
以上、初めてのこんまりメソッドレポートでした＾＾
▼あわせて読みたい記事
