『You can be happy because you smile
笑うから幸せになれる』
最初の1ページ目のこの言葉でさっそく考えさせられてしましました。
口元が自然と引き締まって、誰に見せるわけでもないのに気づいたら笑顔をつくっていて。
読んだ本はミッキーマウス 幸せを呼ぶ言葉アラン「幸福論」笑顔の方法。
ミッキーマウス 幸せを呼ぶ言葉アラン「幸福論」笑顔の方法 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 KADOKAWA/角川書店 2014-05-10 売り上げランキング : 133178
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赤くてかわいい表紙にミッキーがいて、「幸せを呼ぶ」というワード。
単純に見た目に惹きつけられて手にとっただけの本だったけれど、たくさんのことを考えるきっかけをくれて、見つけられてよかったなと思っています。
素敵な本だったので、まだ読んでいない人にもぜひ手にとってもらえたらと思い、魅力をシェアします^^
アランの幸福論って?
この本ミッキーマウス 幸せを呼ぶ言葉アラン「幸福論」笑顔の方法はフランスの哲学者であり評論家でもあるのアラン(エミール・オーギュスト・シャルティエ)の著書幸福論 をベースにしています。
「幸福論」からいくつかの言葉を選んで、ミッキーやミニーなどのイラストと一緒に紹介。
・・・と言っているわたしも、この本を読むまでアランという人を知らなかったし、「幸福論」と聞いても椎名林檎さんの曲しか浮かんでこなかったのですが。
アランが毎日の中で考えたことをまとめたものが「幸福論」とのこと。
幸福・幸せというとふわっとしていてやわらかいイメージをしますが、読んでみて分かったのは、アランという人の幸福論はもっと現実的だということ。
- 幸福になるには知恵と技術が必要
- 自分の意志で幸福をつくらない限り、幸福にはなれない
これがアランの幸福論のベースの考え方です。
幸福論×ディズニーの効果
「幸福論」という本は、哲学書でもあるし、見た目からしてとっつきにくい感じがします。
もし本屋さんで見かけたのがこちらだったら、手に取らないまま、幸福論の考えに触れる機会もなく過ごしていったはず。
フランス散文の傑作と評されている「幸福論」が、ディズニーと掛け合わせられることで生まれる効果3つは次の通り。
ポジティブになる
幸福になるための気づきをくれる言葉と、それに合わせたミッキーやドナルドダック・プルートなどのミッキーの仲間たちの絵を見開きで一つずつ紹介していくスタイルで書かれたこの本。
見た目にもかわいらしくて、読んでいるととてもポジティブな気持ちになります。
ミッキーマウスがウォルトディズニーによって生み出されたのは人々に知恵と幸福を贈るためだそう。
幸福論とミッキーマウスの目指すところって、似ています。
掛け合わせることで、落ち込んでいるときでもイラスト部分のミッキーが笑ったり怒ったり泣いたりしているのを見ているだけでも元気になれそうです。
哲学入門に最適
ベースとなっているアランの「幸福論」は、哲学に関する本。
哲学っていうと急にハードルがあがったような気がして、「なんか難しそう」「そういうのには興味ないな」と思ってしまいませんか?
何がなんだか分からずに手に取って読んでみたわたしも、後になってこの本が哲学に関するものだったと知っただけ。
普通に、かわいいので適当に開いてながめるというのでも十分です。
人間はみんな「幸せになりたい」と思って生きているはず。
ときどきは、自分の幸せについてゆっくり考えてみるのも必要な時間だなと思いました。
まずは手に取って、運だめし気分で適当にページを開いてみるというだけでもすてきな言葉に出会えるはずです^^
興味の幅が広がるきっかけに
この本を手に取ったことで、読みたい本や、知りたいことが増えました。いくつか挙げてみます。
アランの「幸福論」を全部読みたい
アランの「幸福論」には、本書に出てきていない言葉がまだあるそうなので、オリジナルのものも見てみたいなと思っています。
とっつきにくそうな本に興味をもって、読もうと思わせてもらえるよいきっかけになりました。
シリーズを全部読みたい
このミッキーマウス 幸せを呼ぶ言葉アラン「幸福論」笑顔の方法はシリーズになっているそう。
ぜひ別のものも見てみたいです。
とくに興味があるのはディズニープリンセス 愛を呼ぶ言葉 本当に大切なものが分かるヒルティ「幸福術」。
ディズニープリンセス 愛を呼ぶ言葉 本当に大切なものが分かるヒルティ「幸福術」 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 KADOKAWA/角川書店 2015-03-20 売り上げランキング : 229199
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友人がプリンセス好きなのは前々から知っていたのですが、最近になって「わたしがプリンセスを好きなのは、彼女たちの生き方が好きだから」と話していて衝撃をうけました。
ディズニープリンセスがすきな人は、みんなお姫さま願望なんだって思っていたので・・・
ディズニーは好きだけれど詳しくはないので、友達が影響を受けているプリンセスたちについて学びたいなと思っています。
合わせてディズニーの映画も見たいです。
哲学を知りたい
本屋さんが大好きで、毎回いろいろなコーナーをのぞいているつもりでいましたが、やはり偏ったジャンルの本ばかり読んでしまいます。
人生や世界についての先人の考え方を知って、自分なりの人生観・世界観をもつことも楽しいことだなと気づきを得ました。
高校時代に学んだ倫理がカタカナがいっぱいで哲学になんとなく苦手意識をもったままになっていましたが、ほかの哲学者の方の考え方にも触れてみたいと思っています。
今回これを書くにあたってGoogle先生に聞いたところ、「三大幸福論」というものがあり、今回のアランのほかにもヒルティやラッセルという方々も幸福論を述べているそうです。
それを読み比べてみるところから哲学をスタートしてみるのもいいな~と。
幸せについて考えること=幸せになるコツ
アランも言っていますが、幸せになりたいと思ってぼんやりしているだけでは、決して幸せにはなれません。
幸せは一人一人にとって違う形をしているし、与えられた幸せでは本当の幸福感は得られないそう。
こういう本をきっかけに、自分のなりたい幸せについて考えることが、幸せを呼ぶのかなと思いました。
かわいらしくてあっさりと読めるので、ぜひ読んでみてください^^
ミッキーマウス 幸せを呼ぶ言葉アラン「幸福論」笑顔の方法 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 KADOKAWA/角川書店 2014-05-10 売り上げランキング : 133178
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