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『あるかしら書店』で本がもっと愛おしくなる!本好きにおすすめしたい一冊

すべての本好き・読書好きのみなさんにおすすめしたい本に出会いました。

 

ヨシタケシンスケさんの『あるかしら書店』|ポプラ社です。

 

 

本は100ページほどなのですが、可愛くてほっこりして、すぐに読み終わってしまいます。

 

わたしも、次のページに何が書いてあるのか知りたくてどんどんどんどんページをめくって、あっという間に読み終えてしまいました。

 

このページをご覧いただいたみなさんにぜひ読んでもらえたらいいなぁと思う本なので、魅力をご紹介していきます!

 

 

『あるかしら書店』は、ほっこりするイラストとユニークなお話が魅力 

本を書いたのは、イラストレーターで絵本作家のヨシタケシンスケさん。

 

ヨシタケさんの本を手にしたのは初めてですが、表紙からかわいらしいイラストが目を引きます。

あるかしら書店

 

お話の舞台は、本にまるわる本の専門店である「あるかしら書店」。

 

店のおじさんに「〇〇の本ってあるかしら?」と尋ねると、おじさんが「ありますよ!」と言って本を探してきて紹介してくれるという本です。

 こちらにアクセスして本の表紙をタッチすると、本のなかを数ページ見てみることができます。

 

たとえば、『「作家の木」の育て方』という本の紹介は次のように書かれています。

 

1.すきな本の間にタネをはさんで土に埋めます。

2.毎日いろんな本を読みきかせて大事に育てます。

3.毎年「読書の秋」になると、本が実ります。(実をつけるまで何年もかかる木もあります)

4.とても手間がかかりますが、上手に世話をするといい本ができます。

5.うっかり他の木をホメると、スネて実をつけなくなります。

 

おもしろくてクスッと笑ってしまうのに、なるほどなぁと考えさせられます

 

 

 

どのページにもこんな本あったらいいなとわくわくさせてくれる本が紹介してある、大人も読みたい絵本です。

 

 

『あるかしら書店』で一冊一冊の本にこめられた思いを感じられる

 知識を得るため、ストーリーを楽しむため。

私たちは普段何気なく本を読んでいます。

 

しかし、その一冊一冊にたくさんの人の想いが込められていることを『あるかしら書店』は思い出させてくれます。

 

大切な人と本を通じて交流できることに気づける『お墓の中の本棚』

作中であるかしら書店のおじさんが紹介してくれる本に『お墓の中の本棚』というお話があります。

 

お墓が本棚になっていて、年に一度のお墓参りの日にだけ開くようにできている。

中身は、亡くなった人が

  • よく読んでいた本
  • 影響をうけた本
  • いつか大事な人に読んでほしいと思っていた本

 と、思い入れのあるものばかり。

お墓参りに来た人はその中から一冊持ち帰り、代わりに亡くなった人に「その年のオススメの一冊」を入れて帰る、というストーリーです。

 

本は、人の考え方や生き方をつくるものということもできます。

亡くなってしまった人とも、本を通じて交流することができるというメッセージをふわっと優しいイラストで気づかせてもらい、あたたかな気持ちになりました。

 

『あるかしら書店』で本屋さんや図書館で働く人の想いに気づくことができる

本の中では、「図書館とか書店についての本」のお話も登場します。

 

『ラブリーラブリーライブラリー』では、図書館の本や利用する人のおはなしがかかれていますが、その4は次のようなページです。

 

今生きている人と、昔生きていた人が出会う場所

これから人生が始まる人と 長い人生を生きてきた人が集まる場所

ひとりになりたい人が行くところ 「でも、誰かがいてくれた方が落ちつく」って人が行くところ

「図書館に行ってきた」。そう誰かにちょっと自慢したい人が行くところ

本が好きな人が行くところ 「本が好きな人」のことが好きな人が働くところ

 

わたしも普段図書館を利用しています。

 

考えてみれば、これだけの本がおいてあって、自由に手に取って楽しむことができるってすごいこと。

たくさんの人がたくさんの時間をかけて書いた本を手に取れる。

そういった貴重さに気づかせてもらいました。

 

 『あるかしら書店』は、本と人・場所を繋げてくれる温かいお話

本が大好きで毎日何かしらの本を読んでいますが、「もっと本を読みたいな」「もっと本を大切にしたいな」「他の人にも本をたくさん読んでほしいな」「本に関わる仕事をしてくれている人、ありがとう」など、たくさんのプラスの気持ちで心が温まりました。

 

『あるかしら書店』で、本好きの方ならもっと本が好きになること間違いなし!

読書は苦手…という方も、「これからはちょっと読んでみようかな?」と思えるきっかけになるはずです。

 

ぜひ一度、読んでみてほしいおすすめの本です。

あっという間に読めるので、ぜひ手に取ってみてくださいね^^

 

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