偏愛マップを知っていますか？
偏愛マップとは、１枚の紙に、自分が「大好きなもの」を書き込んだマップのことです。
使うと苦手な人や初対面の人とも会話が弾むきっかけになるすごいツールでもあります。
今回、わたしも自分の偏愛マップを作ってみたのですが、すきなものをたくさん書き並べるのは楽しくて、時間があっという間に過ぎました。
つくるのも楽しい、使っても楽しい『偏愛マップ』、ご紹介していきます。
偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2004/03/27
- メディア: 単行本
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偏愛マップって何？ なぜに“偏愛”なのか
偏愛マップとは、齋藤孝先生が著書で紹介している「大好きなもの」を書き込んだマップです。
「偏愛マップ」とは、その名の通り「偏って愛するもの」を一枚の紙に書き込んだマップです。
「ちょっと好きなものマップ」とは違います。偏愛でなければなりません。
人との嬉しい出会い、通じ合う楽しみ、いい人間関係というのは、互いの偏愛やクセの結びつきによって起きるからです。
・・・
自分がホントに好きなものは何か？そういう問いをポジティブに自分に発してみようというのが、偏愛マップのねらいです。
ちょっと好きなものではだめな偏愛マップ。
なぜなら、ちょっとくらい好きなものが同じでも、別に相手との仲は深まらないからです。
たとえば、「わたし、嵐好きなんです」といったとき、ほとんどの人が「嵐いいですよね、わたしも好きです」と返してくれます。
でも、相手の好きが偏愛ではなくちょっと好きくらいでしかなかったら、深い仲間意識は生まれません。
どうしても好きでしかたがないものを書き並べて、それを誰かに見せたときに生まれる偶然の一致が偏愛マップのおもしろさです。
オタク同士が仲良くなれるのは、共通の話題があるから
一般的に、何かに飛び抜けて詳しい人をオタクと言います。
が、オタクはなぜか敬遠されがち。
でも、同じ趣味をもっているオタク同士って初対面でも一気に仲良くなれるんですよね。
わたしの場合、ジャニーズが偏愛のひとつです。
なので、ジャニーズファンだったら友達の友達など初対面でも一緒に楽しめることが多くあります。人見知りしがちなわたしにとってはほとんどありえないレベルです。
偏愛の度合いが高くなればなるほど、同じ趣味ではない人には理解されにくくなるし、会話での話題に出しにくくなります。
だから、偏愛マップをかくことが、同じ偏愛をもつ人を見つけ出すきっかけになるんです。
偏愛マップの作り方と書き方は、基本的に自由
偏愛マップの作り方は、紙にハンパじゃなく好きなものを書くこと以外にとくにルールはありません。
人に見せるものであるという前提があるので、読める程度にきれいな文字であることは必要ですが、きれいすぎなくても楽しくまとまっていればいいんです。
ただ、書く内容はより具体的に書いた方がいいそうですよ。偏愛感が増しますから。
偏愛マップのフォーマット例
偏愛マップは、とにかく自由に書くもの。
色を使ったり、筆記用具を工夫したり、絵を入れたり、パソコンで作ったりと、とにかく自由。その自由のなかにそれぞれの個性が出てきます。齋藤孝先生は、そのスタイルの違いも偏愛マップの醍醐味のひとつだと言っています。
自由とはいえ、ある程度フォーマットなどあると書きやすいですよね。
齋藤先生の偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッドには、全部で９つのフォーマット例が紹介されていますので、自分で書きやすそうだなと思うものを選んでみるのがよいでしょう。
わたしの偏愛マップ
わたしが作ってみた偏愛マップはこちら。
項目は
場所・映画TV・舞台・音楽・著名人・書くこと・食べ物・色・ジャニーズ・お店・飲み物・本雑誌・そのほか
で作ってみました。
項目を変えるとまったく違った偏愛マップができそうです＾＾
絵などもいれてみたかったのですが、文字だけでぎっしりになってしましました。
書く前は、「紙にいっぱいの好きなことなんて書けるかな？」と不安だったのですが、下書きしているうちにどんどん書きたいことが湧き出てくる感覚。
自分の好きなことを思い出すだけで楽しい気持ちになるし、完成した紙をみて「わたしこんなに好きなことがいっぱいあったのか」とうれしい気持ちになりました
自己紹介に役立つ偏愛マップ、ぜひ作ってみては？
初対面の人との自己紹介って、つまらないと思いませんか？
名前、職業、住んでる場所・・・
聞いてもなかなか覚えられないし、どの程度自分のことを話せばいいかも分からないし。
この偏愛マップがあれば、「趣味は？」などと聞かれてとっさに思い出せなくても、これを見ればいい。
何ならこの偏愛マップを見てもらえば、苦手な自己紹介をしなくても、相手に聞かれることを答えるだけで済んでしまいます。
偏愛マップに書いてあることならどれでも語れるレベルですし＾＾
自己紹介が苦手な人、初対面の人となかなか打ち解けられない人ほど威力をはっきするのがこの偏愛マップではないかと感じました。
以上、偏愛マップのご紹介でした！
