6月29日、嵐がNHKの音楽番組『SONGS』に初出演しました。
デビューからこれまで、そして今からのメンバーそれぞれの想いと、メンバーが選んだ楽曲を3曲披露。とっても濃い30分でした。
番組の後半では、明日は僕らで描こうというテーマで、活動休止を発表した後の想いを語りました。
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嵐がSONGS初出演で語った活動休止までの時間の決意「全力で走り続ける」
2020年に活動休止することを発表している嵐。
発表があったときこそ日本中が混乱しましたが、今は嵐が変わらずにテレビでもCMでも活躍していて、どこでも自然体で楽しそうにしている姿を見かけます。
それはもう、「このグループ、本当に活動休止するの?」と疑ってしまうほど。
印象深かったのは、松本潤君の「店じまいに向かうつもりはないんで」という言葉。
本当は活動休止したくないんだろうな。
でも、そんな自分とメンバーと、周囲を納得させるための彼のベストな答えがそれなんだろうなと、短い言葉のなかに嵐のメンバー・演出家としてのプライドを感じました。
「君のうた」が今の気持ちに一番ぴったり
嵐が「活動休止に向かう今の自分たちの気持ちに一番リンクする」と、披露する3曲目に選んだのは「君のうた」。
「それでもやっぱり突き進んでいく」というところが今の嵐にぴったりだと相葉くんもいいます。
個性が出るタイトルの「君」に想う人
おもしろいなと思ったのは、「君のうた」のタイトルである「君」に思い浮かべているのがメンバーでありながら一人ずつ違うんだなと感じたこと。
君にメンバーをあてはめているのは相葉さんと大野さん。
櫻井くんは、もっと大きい視野で「メンバーとファンのみんな」と捉えていました。
二宮君の視点は独特で、「君のうた」1曲だけに特別な想いをもってはいませんでした。
「5人で歌えて踊れて、その場があればもうもはや曲はどれでもいいと思っていて。
その空間が自分にとっても楽しいですし、自分にとっても貴重な時間だから。」
先日の「嵐にしやがれ」番組内で、今年の24時間テレビのTシャツの色を嵐メンバーの多数決で決めようってなったとき、自分の選んだ色とは違ったのにまったくこだわる湯様子もなく「いいじゃん!」って言っていた場面を思い出しました。
二宮さんにとっては嵐みんなでやることに意味があって、曲がどれとかどんな活動をやるかは問題じゃないんだなぁ。
活動休止前、最後まで汗だくになるまで走る嵐を全力で見ていこう
嵐が活動休止をしてしまうのは残念だけど、いったん活動を止めると決めたからこそ20周年のありがたみが大きくなったり、こういう番組で特集してもらえて、嵐の5人を普通に見られることに感謝できるんだなと「君のうた」を聴きながら考えました。
活動休止までの時間は限られているけれど、嵐が5人そろって全力で見せてくれる景色をわたしたちはめいいっぱい楽しむぞ!と決意した30分でした。
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