「僕には本当に、自慢できたり誇れたりすることは何一つないんだけど。
それでも、この4人と一緒に20年間活動できたことが、僕の唯一の誇りで自慢です。」
2018年12月24日、嵐のコンサート『ARASHI Anniversary Tour5×20』の最後。
相葉雅紀君は、こういうニュアンスの挨拶をしました。
感動と同時に、わたしにはすごく衝撃的でした。
「あの、嵐の相葉君でも『自分には何もない』って思うんだ…」と。
あれからときどき、相葉君のあのあいさつを思い出します。そして元気をもらっています。
「あの相葉君だって、『自分には何もない』って思ってるんだから。
わたしなんて何にもなくって当たり前だよ。」
そう思えるようになったんです。
- 自分を責めたり否定したりしがちな人は、インポスター症候群かもしれません
- インポスター克服法1 自分だけじゃない
- インポスター克服法2 完璧じゃなくてもいいんじゃない?
- インポスター克服法3 誉め言葉をかけてもらったら、「ありがとう」と受け取ろう
- 「自分なんて」と思わずに、楽に考えてみるといいかも^^
自分を責めたり否定したりしがちな人は、インポスター症候群かもしれません
- 「自分なんて何もない」
- 「成功したのはたまたまだ」
- 「運がよかっただけなのに、みんなに褒めてもらって申し訳ない気持ちがする」
そんな風に考えがちな人は、インポスター症候群かもしれません。
インポスター症候群は、別名詐欺師症候群とも呼ばれます。なんだか物騒ですね。
人事のプロを支援するHRプロによると、
「インポスター症候群」とは、自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自分を過小評価してしまう傾向のこと。
と説明されています。
自分の実力以上に評価してもらっていると感じることが居心地悪くて申し訳なくて、何だか周りの人にウソをついているような感覚なんですよね。
わたしが「インポスター症候群」という言葉を知ったのはつい最近なのですが、冒頭で紹介したように「相葉君でも私みたいな気持ちになることがあるんだ」と知れたことで、仲間がいる気がして気持ちがだいぶ楽になったんです。
インポスター克服法1 自分だけじゃない
もしこの記事を読んでくださっているあなたや、あなたの身近な方にインポスター症候群の傾向があったら、まずは「そう思っちゃうの、わかるよ。わたしもそう思うの」と、仲間がいることを伝えたいです。
仲間がいると知るだけで、なんだか心が軽くなることってありますよね。
わたしも、相葉君の口から「自分なんて」という話を聞いたときから、「スーパーアイドルの嵐ですらそう思うんだ」と知れて、楽になれました。
あなただけじゃないですよ。
わたし(と相葉君)も同じです^^
インポスター克服法2 完璧じゃなくてもいいんじゃない?
次に伝えたいのは、「完璧じゃなくてもいいんじゃない?」です。
自分をふくめて、「自分なんて…」と考えてしまう癖のある人は、どうしても悪いところ・できないところに目がいきがちです。
そんな自分に、完璧じゃなくてもいいんだよって言ってあげてください。
できないところは助けてもらえばいいし、完璧じゃないからこその魅力だったりしますから。
たとえば相葉君なんて、ジャニーズで嵐でアイドルで運動神経もよくてダンスもできて…と人がうらやむようないいところばかり!
でもちょっと天然で、そこが相葉君らしさで、わたしたちが「相葉君っていいなぁ」ってほっこりする部分になっています。
天然じゃないトークまでの相葉君になっちゃったら残念じゃないですか。完璧じゃなくてもいいってきっと、そういうことなんです。
インポスター克服法3 誉め言葉をかけてもらったら、「ありがとう」と受け取ろう
インポスター症候群の人は、「でも」「だって」と、自分を否定しがちです。
必要以上に自分を下げたり否定しなくてもいいんです。
誉め言葉をかけてもらったら、素直に「ありがとう」と受け取りましょう^^
「そんなことないのに」と褒め言葉を上手に受け取れないときは、誉め言葉をかけてくれたという相手の行為に対して「ありがとう」を伝えればいいんです。
そう考えるようになってから、褒め言葉の受け取り方が少しずつうまくなってきたように感じています。
「この人にはそういう風に見えたんだなぁ」と思って、ありがたく受け取ってしまいましょう^^
「自分なんて」と思わずに、楽に考えてみるといいかも^^
インポスター症候群について調べてみると、まじめで働きすぎな人がかかりやすいようです。
もうちょっと気楽に考えてみても、誰にも迷惑なんてかからないんだなぁって最近すこし思います。
真面目に考えすぎずに、楽にゆるーく考えてみるのもいいのかもしれません。
以上、インポスター症候群のお話でした。
あわせて読みたい記事
▶不安や悩みは、2つの道具を使うと解決方法をみつけやすくなるよ