就職・転職したいときに必要な履歴書やエントリーシート。
いざ書こうと思うと、「どんな内容を書けばいいの?」「写真を撮るときに気を付けるポイントは?」と気になることばかり。
今回は、TBS系で日曜よる10時から放送中『林先生が驚く初耳学!』内のコーナー、
『絶対キー局!吉川美代子先生の女子アナ学』で、長年女子アナの採用に携わってきたアナウンサーでキャスターの吉川美代子さんと安東弘樹さんが教える選ばれるエントリーシートづくりのコツを3つお伝えします。
番組内では女子アナの採用試験に向けてという設定でしたが、ほかの職種・業種を希望するときにも大切にしたいポイントばかり。
あなたの履歴書・エントリーシートは選んでもらえる書き方になっていますか?
確認してみてくださいね。
- 選ばれるコツ1 履歴書・エントリーシートは写真が命!採用担当者の印象を考えて
- 選ばれるコツ2 履歴書・エントリーシートは仕事のため 信用される情報を選んで
- 選ばれるコツ3 履歴書・エントリーシートは見やすさ重視 情報を詰め込みすぎないで
- 採用者に「一緒に働きたい」と思わせる自分を履歴書・エントリーシートでアピールしよう
選ばれるコツ1 履歴書・エントリーシートは写真が命!採用担当者の印象を考えて
履歴書・エントリーシートにおいて最も大切なのは名前横のプロフィール写真です。
なぜなら、写真がよくなければ、どんなにいい内容を書いても文章を読んでもらうことはないからです。
人の印象は、会ったときにコンマ数秒で決まると言われています。
就職・転職のときには、履歴書・エントリーシートの写真の印象がそのままあなたの第一印象です。
一目見たときに「この人いいな」「うちの会社で採用したいな」と思ってもらえる写真を選びましょう。
吉川美代子アナ・安東弘樹アナによると、印象のいいのは『知的さ・清潔感・明るさ』を感じさせる写真。
具体的には、
- スーツ着用
- 髪形はすっきりとまとめる
- 自然ないつもの表情
がよいとのこと。
可愛く撮れたものを貼りたい気持ちもありますが、履歴書やエントリーシートは仕事のためのもの。
可愛さよりは明るさや知的に見えるかを意識し、迷ったら年上の人に選んでもらいましょう。
当たり前ですが、もしも写真がはがれてしまった場合のために写真の裏に名前を書いておくなど、相手の立場に立った配慮もあわせて必要です。
選ばれるコツ2 履歴書・エントリーシートは仕事のため 信用される情報を選んで
履歴書・エントリーシートに載せる内容を決めるときは、信用されるかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。
なぜなら、採用担当者にとって採用は、一緒に働く仲間を選ぶこと。「自分が頑張ってきたことだから何でも書いちゃえ」という考えは捨てましょう。
吉川アナ・安東アナは、女子アナ志望者のエントリーシートを見ながら、
- わざとらしくない
- 緊張していない
- 修正していない
- 作りこんでいない
という言葉を何度も使っていました。これらはすべて、「信用できる人かどうかを判断している」ということ。
写真の表情や載せる情報の選び方については、客観的にみて仕事で信用してもらえるかを基準に選びましょう。
番組内では、アイドル活動をしている写真をアピール欄に使った女子アナ志望者に「災害現場などから中継を任せられることもあるかもしれない。この人にはムリだなと思う」と伝えていました。
自分が希望する職業にプラスになる自分の経験をアピールポイントに選ぶのがよいでしょう。
選ばれるコツ3 履歴書・エントリーシートは見やすさ重視 情報を詰め込みすぎないで
履歴書・エントリーシートに書く文字の量は、大すぎず見やすくなるように心がけましょう。
自分をアピールすることは大切ですが、文字を詰めすぎると読みづらく、大切なことも伝わりにくいからです。
たとえば雑誌でも、小さい文字がぎっしり詰まっているページがあったら、大切な情報が書いてあったとしても文字の量に圧倒されて読みたくなくなってしまいますよね。
文章をしっかり読んで自分の良さを分かってもらうには、見やすい履歴書・エントリーシートになるよう心がけましょう。
具体的には、
- 文字の大きさは小さすぎない
- 文字の量は多すぎない
- 強調したい部分がよく伝わる
- 文字はていねいに
というポイントに気を付けるといいでしょう。
印象のよい履歴書・エントリーシートができます。
情報量で勝負するのではなく、取捨選択をして空白も上手に使った方がすっきりとした素敵な人だという印象になりますよ。
採用者に「一緒に働きたい」と思わせる自分を履歴書・エントリーシートでアピールしよう
いかがだったでしょうか。
履歴書・エントリーシートは、人に見ていただくもの。そして「素敵だな」「一緒に働きたいな」と思ってもらえる自分をアピールするもの。
相手が見たときにどう思うかという相手意識をもつと、自然と写真や内容もどれを選ぶべきかが見えてきます。
すてきな履歴書・エントリーシートにしてくださいね^^
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