アメリカでは「みんなと同じ」は最悪の貶し言葉って知っていましたか?
「人と違うこと」に価値を置いていて、人と違うことを目指している国ならでは。
この話を聞いて衝撃を受けました。
でもこれから、「人と違う人」が勝ち残る時代が日本でもやってきます。
「みんなと同じであること」がよいとされてきたわたしたち日本人は、どうやって対応していけばいいのでしょう。
「人と違う」はすばらしいこと
自分だけみんなと違う…と悩む人は多いです。
わたしも小さいころから「もっと協調性をもちなさい」と怒られてきました。
でも人と違うというのは、恥ずかしいことでも変なことでもありません。
とってもすばらしいことです^^
人と同じであることを目指していくということは、どんどん平均に近づいていくということ。
これから先、ずーっとみんなと似たような平凡で平均的な、ありきたりな道を進んでいきたい人はみんなと同じを目指すべきです。
でも、自分の一度きりの人生を「みんなに揃える」を目指すことが幸せなんでしょうか?
自分のよさを輝かせて、自分だけのオリジナルの暮らし・生き方の方が素敵じゃないですか?
成功している人は、みんな飛び抜けたことをしている
「成功している人で、みんなと同じことをしている人はいない。」
精神科医で作家の樺沢紫苑先生はそう話しています。
たしかに、有名な人や注目されている人は、どこか人と大きく違う部分をもっている人です。
人と同じことをしている人には何の興味も湧かないですもんね。
日本人は、協調性をもって、みんなと同じにすることをよしとしてきました。
これから仕事の半分近くがAIでできるようになってしまうと言われています。
みんなができることは、機械にもできること。
苦手なことは克服できるように努力して、得意なことは生かさないまま「みんなと同じ」を目指していくと、わたしたちはAIに負けてしまいます。
趣味や特技、長所がないのは変なこと
アメリカでは「みんなと同じ」が侮辱的な言葉だという話を聞いて心底おどろいたという話をアメリカ出身の友人にしてみました。
確かに、アメリカではみんなと同じと言われてしまうのはとてもネガティブなことだそう。
みんな個性的であることを目指しています。
個性的であろうとするあまり、みんながバラバラなので逆にみんな同じようになってしまうくらいだ、と彼女は話していました。
日本と違いすぎる・・・!
アメリカ出身の友人は、「日本の人は、みんな趣味や特技がなくてびっくりした。暇なとき何してるの?って思った」とも。
確かに、海外の人と話すとみんなプライベートでしたいろ~~~んな話題を教えてくれます。
それに比べて日本では、趣味や特技を堂々と話せる人って少ないですよね。
わたし自身、仕事の関係の人には言っていない趣味もあるし、確かに好きだけど趣味・特技なんて言えるほど詳しくないと思ってしまって「特に何もない」なんて答えてしまうことも。
でも、知識や技術のレベルなんて関係なく、好きなことは好き!で堂々と話せる人の方が魅力的で惹かれます^^
誰でも自分が持ってるカードで闘うしかないのよ
先週からスタートしたTBSドラマ『グッドワイフ』第一話で、加賀千賀子さんが演じる神山佳恵が、常盤貴子さん演じる主人公の蓮見杏子に言ったセリフを思い出しました。
普通の主婦が夫のスキャンダルに苦しみながらも子供のために弁護士に復帰して弱者の代弁者として必死に闘う姿をアピールして売りにするの。
誰でも、自分が持ってるカードで闘うしかないのよ。
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日本でも、ただみんなと同じに揃えることや悪目立ちしないように息をひそめることは、もう必要なくなるでしょう。
これからは、よいこともマイナスなことも、人と違うことを自分のカードとして使っていく。
マイナスの面をなくしたり隠したりすることよりも、どう使えばプラスになるのかを必死に考えて役立てることが大切です。
自分の個性を自覚して、際立たせて、それを使って生きていく。
そういう生き方が、これからわたしたちが目指す生き方になっていきます^^
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