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「著者月間」をつくって戦略的読書してみた|読み方と効果をご紹介

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せっかく読書するなら、より意味のある読み方をしてみたい!

そう思って今回は、『著者月間』を決めて読書に励みました。

 

1年間で数百冊の本を読むゆこですが、読書好きな方にはかなりおすすめの読書法です。

 

さっそく著者月間の取り組み方と、やってみた効果をご紹介します!

 

 

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著者月間は、一人の作家さんの本を一か月間集中的に読む読書術

著者月間とは、字の通り、集中的に一人の著者の本を読む読書術です。

選ぶ作家さんによっては1か月で読み切れない量の本を出版している作家さんもいますが、期間は約1か月で作家さんを変えていく方がよいと感じました。

 

詳しくはコチラ▶【戦略的読書術】著者月間をつくって本を読むおもしろさとは?

 

5月は、齋藤孝さんの本を集中的に読んでみました。

 

齋藤孝先生の本で著者月間してみた読書効果

1か月間でできるだけ多く齋藤先生の本を読もうと思い、20冊ほど読みました。

やってみて感じた読書効果は次の3つです。

 

著書を何冊も読むことで、作家の考え方を深く感じ取れる

ひとりの作家さんの本を何冊も、集中的に読むことで、その人の考え方を深く知ることができたと感じています。

 

今回、齋藤孝先生を選んだ理由は、前に読んだ『原稿用紙10枚を書く力』『読書する人だけがたどり着ける場所 』がどちらも学びが多かったから。

 

 

文章から先生自身がたくさんの文章に触れてきたことや知識が豊富であることを感じていて、こんな風に幅広い知識を自分のものとして使えるようになりたいと思ったんです。

 

齋藤先生は日本語や昔ながらの言葉や文化にもたいへん詳しいんです。

その理由は、齋藤先生の本を何冊も読んでいくうちに分かりました。

先生は、日本に帰属意識をもっていて、「自分が日本人であること」「日本人のよい文化や言葉を伝えること」に重きを置いていることを著書から知りました。

 

出身の市町村や都道府県では狭すぎる感じがして、自分にしっくりくるのが日本だった。だから日本を広めたいという齋藤先生の視野の広さ、さすがだなぁと思いました。 

 

著者が大切に思っている内容は他の本でも繰り返される 何度も読んで身につく

著者が大切に思っている内容ほど、ほかの本でも何度も繰り返し出てきます。

同じ作家の本を複数読むことで、一つの内容を別の視点からも学ぶことができ、「この内容はあの本にも書いてあったな」「こういう風に応用もできるのか」と、知識どうしが繋がる感覚が得られました。 

 

たとえば、齋藤先生は『頭のよさはノートで決まる』というノート術の本を出版しています。知識のまとめ方やノートの活用のしかたですぐに使える方法がたくさん書かれているすごい一冊です。

この中で齋藤先生は、授業やセミナーなど、人の話を聞いて学ぶときのノートの取り方を解説しています。

3色ボールペンを使い分けて、

  • 赤…絶対に重要なところ
  • 青…やや重要、または役に立つと思った情報
  • 緑… 自分の考えや意見、質問など

というように色を決めてノートを書いているそうです。

 

この3色ペンをの話は、『大人のための読書の全技術』では本を読むとき、本に書き込みをするときの方法として活用されています。

また、同じシリーズの『大人のための書く全技術』では、文章をかくときにこの色分けしたものを使うなどということが書かれています。

 

 

ばらばらの時期に読んでいたら気づかなかったであろう繋がりもたくさん気づくことができたのは、短期間に集中的に同じ著者の本を読んだからこそです。 

 

著者が影響を受けたものに自分も関心がもてるようになる

本のなかで著者が読者にむけて何度もおすすめしていることは、何冊もの本で目にするうちに興味が自然と湧いてきました。 

 

たとえば、齋藤先生はよい文学作品を読むことを強く勧めています。

中でも、ドストエフスキーの小説をくり返し推していて、「カラマーゾフの兄弟」は何度読んでも違った発見がある最高峰の小説だとあの本でもこの本でも書いています。

 

ドストエフスキー、読んだことないけど挑戦しなくちゃ!と思いました

 

 

また、いろんな本を読んで学んだことを引用できる力をつけるよう齋藤先生は繰り返しています。

たしかに、齋藤先生自身一冊の本の中で何冊もの本のフレーズを挙げて具体的に説明していて、それだけで「うわーこの人の知識すごいな!」と感じます。

わたしも多読するだけじゃなく、自分のものとして使える知識として引用できるようにまでなりたいと思って、最近は意識しています^^ 

 

いいなと思った人の頭の中をコピーできる「著者月間」、おすすめです

 

わたしの体験を織り交ぜながら「著者月間」のことをご紹介しましたが、いかがでしたか?

 

「この人の言っていることは、今の自分に必要な情報だ!」という本に出会えたら、ぜひその人のほかの本も集中的に読んでみることをおすすめします。

 

その人の大切にしていることが感覚的につかめるようになりますよ。

 

わたしは最近、森岡毅さんの著者月間中です^^

森岡さんの本の記事はこちら▼

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著者月間、ぜひやってみてください。

以上、戦略的読書術「著者月間」の読み方と効果のご紹介でした!

 

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