あなたは何のために働いていますか?
仕事は楽しいですか?
仕事がつらい・仕事辞めたいという方は、一度「仕事観」と自分の職業について考えてみることをおすすめします。
仕事には3つの価値観があります。あなたはどの「仕事観」をもっているか、調べてみましょう。
- 仕事には、3つの価値観「仕事観」があります
- お金や生活のための仕事、「ジョブ」
- 地位や名誉のために働く、「キャリア」
- 仕事に意味や意義を感じて働く、「コーリング」
- 同じ仕事内容でも、ジョブだと感じる人もコーリングだと感じる人もいる
- 自分がコーリングだと感じられるような仕事をしよう
仕事には、3つの価値観「仕事観」があります
仕事は、
- ジョブ
- キャリア
- コーリング
の3つに分けられます。
この3つは、仕事の内容ではなく、働いている人が何のために労働しているかがポイントになります。
お金や生活のための仕事、「ジョブ」
あなたが「お金と生活のために働いている」と考える場合、あなたにとって仕事はジョブです。
生きるためにしかたなく働いているのであり、仕事の内容自体がプラスになっているわけではないという状態の働き方です。
地位や名誉のために働く、「キャリア」
「仕事をするのは、出世のため」「えらくなるため」という方の働き方は、キャリアです。
自分のために仕事し、自分を満たすことが目的です。
仕事に意味や意義を感じて働く、「コーリング」
生活のために行うジョブ、地位や名誉のために働くキャリアと違い、仕事に意味や意義を感じられる仕事をコーリングといいます。
コーリングという言葉は宗教由来だそうですが、仕事が天から与えられた役目・天職だと感じられるものである幸せな状態です。
コーリングの働き方ができている人は、自分の仕事について誇らしく話します。
同じ仕事内容でも、ジョブだと感じる人もコーリングだと感じる人もいる
ある教会を建てているレンガ職人に、「あなたは何をしているんですか?」と尋ねました。
一人目の職人の答えは、「レンガを積んでいます」。
この人にとって、仕事はただの作業でしかなく、ジョブだと考えています。
もう一人の職人にも尋ねてみると、「町のみんなのために教会をつくっています」と答えました。
彼は自分の仕事に価値を感じており、自分の仕事が人の役に立つことに誇りを感じていました。
この職人さんにとっての仕事はコーリングですね。
このように、同じ仕事内容をしていても、仕事をどうとらえるかはその人次第でジョブにもコーリングにもなるのです。
自分がコーリングだと感じられるような仕事をしよう
学校勤務だったときの自分を振り返り、わたしにとって多くの時間がジョブであったと気づきました。
児童・生徒の知らない事を教えたり、彼らの可能性を広げる時間はコーリングに感じていました。
しかし、誰もみないことが分かっている書類づくりや、形だけの会議、意味のない指導をしなければならないことが多く、仕事の多くをジョブだと感じていたんですね。
時間には限りがあります。
本当に価値があると思える仕事に自分の力を注ぐこと。
そういう働き方を選んで、自分の時間を大切にしていかなければなりませんね。
ときどき「自分の仕事はジョブになっていないかな?」と考えてみましょう。
どう考えてもムダだと感じてしまう仕事が多い場合、転職するのがいいかもしれませんね。
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